歌うように書きたい作家・姜信子さんと歌うように生きるシンガー・ソングライターの中川五郎さんが出逢う歌力とは。
歌いかけられる、差し向けられるその歌はプレゼント、人と人が出逢い心のなかに生まれる立ち上がろうとする動き。そこには何の尺度もささいな隔たりもない。
歌は祈りや言葉よりも前からやってきて、そのかなたへ向かう。
同時に人の祈りにまでさかのぼる。
歌うことは二度祈ることであるーアウグスチヌスを身をもって生きるお二人に歌の魅力、持てる力、素晴らしさをつぶさに語っていただき、歌にしたい、歌いたい、歌う。
ほんの少し奈良少刑から結ばれた歌を五郎さんに歌っていただき、参加された皆さんの心のお土産になりますように。
【プロフィール】
・姜信子(きょう・のぶこ)
作家。1961年、横浜市生まれ。’86年、『ごく普通の在日韓国人』でノンフィクション朝日ジャーナル賞を受賞(’87年、朝日新聞社刊。のちに朝日文庫)。人間を囲い込む「国家」「民族」あるいは「在日」といった言葉からこぼれおちるもの、ひそやかな声を追いかけて、越境の旅を続ける。『棄郷ノート』(作品社)で2001年度熊日文学賞、「追放の高麗人」(写真アン・ビクトル、石風社)で2003年度地方出版文化功労賞を受賞。2014年、1000年先の人々に「いのち」の言葉を手渡すべく、『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩集』(みすず書房)を編集。他著書多数。http://d.hatena.ne.jp/omma/
・中川五郎(なかがわ・ごろう)
シンガー・ソングライター。1949年、大阪府生まれ。高校在学中からアマリカのフォークソングの影響を受け、学曲作りを開始。’68年、「受験生ブルース」「主婦のブルース」などを発表。’69年、アルバム 『終わり はじまる』をリリースする。’70年以降、音楽に関する文章や歌詞の対訳などを中心に活動。’76年、アルバム『25年目のおっぱい』、’78年に『また恋をしてしまったぼく』を発表。’90年代以降、ブコウスキーをはじめ海外作品の翻訳も手がける。
http://www.goronakagawa.com/
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2015/06/20 Sat -
姜信子×中川五郎 「歌いかける歌力」 『言葉の胎児たちに向けて―同調から共感へ』(アドリブ)刊行記念
- 04/20 Sat 豊﨑由美×マライ・メントライン×神島大輔
第87回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 04/21 Sun フィクショネス 文学の教室
「エーリヒ・ケストナー」を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/23 Tue 室橋裕和×佐野亨
「街を歩いて見えてきたもの 新大久保と横浜」
『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』(KADOKAWA)刊行記念 - 04/24 Wed 秋草俊一郎×戸塚学×阿部公彦
「国語教科書の潜在力――これからの文学教育」
『教科書の中の世界文学 消えた作品・残った作品25選』(三省堂)
『文章は「形」から読む ことばの魔術と出会うために』(集英社)W刊行記念 - 04/25 Thu 村瀬秀信×池松舞
「阪神タイガース二大奇書対談~短歌を詠んだら日本一となって、老人監督の謎が明らかになった」
『虎の血』(集英社)『野球短歌』(ナナロク社)W刊行記念 - 04/26 Fri 桜林直子×星野概念
「【連続対談シリーズ】 つまり、“生きづらい”ってなんなのさ vol.1 〜精神科医からはどう見えてるか教えてよ〜」 - 04/27 Sat 柴田紗希
「柴田紗希のたびものがたり“anything is goods”」 - 04/28 Sun 山階基×古賀及子
「暮らしをまなざす言葉」
『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)刊行記念 - 05/01 Wed 太田省一×水道橋博士
「”いいとも!”とは何だったのか?」
『「笑っていいとも!」とその時代』(集英社)刊行記念 - 05/02 Thu 藤井青銅×石井玄
「”面白い企画”はどのように生まれるのか」
『トークの教室』4刷&「玄石」設立W記念 - 05/03 Fri なかしましほ × omo!
「辛くない韓国 私が大好きなお店と人たち」
『なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ』(KADOKAWA)刊行記念 - 05/06 Mon 上岡陽江×信田さよ子
「生きのびてくれて、ありがとう!」
『増補新版 生きのびるための犯罪(みち)』(新曜社)刊行記念 - 05/08 Wed 飯田朔×小山美砂
「“自分軸の人生”から“おりない”ために」
『「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから』(集英社)刊行記念 - 05/09 Thu 黒木あるじ×天野純希
「ドロップキックと武士(もののふ)と」
『破壊屋 プロレス仕舞伝』『もろびとの空 三木城合戦記』(集英社)W刊行記念 - 05/10 Fri pato×田中泰延
「おっさんの私たちが書くことで得られるもの」
『文章で伝えるときいちばん大切なものは、 感情である。』(アスコム)刊行記念 - 05/11 Sat 塩谷舞×岡本真帆
「書いて生きていくための創作術」
『小さな声の向こうに』(文藝春秋)
『あかるい花束』(ナナロク社) W刊行記念 - 05/11 Sat 崔盛旭×岡本敦史
「見える歴史と、見えない歴史を繋ぐために」
『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史』(書肆侃侃房)刊行記念 - 05/12 Sun 小津夜景×山本貴光
「本という地図、読むことと書くこと」
『ロゴスと巻貝』(アノニマ・スタジオ)刊行記念 - 05/13 Mon 白根智彦×吉澤清太×片寄雄太
「あなたが(意外と)知らないハンバーガーの世界」
『ハンバーガーとは何か?』(グラフィック社)刊行記念 - 05/17 Fri 鈴木涼美×三宅香帆×原カントくん
「源氏フリークの文芸評論家・三宅香帆が読み解く『YUKARI』と、AV時代全く本を読めなくなったスズミが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読み解く会」
『YUKARI』(徳間書店)『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)W刊行記念 - 05/18 Sat 伊藤桃
「てっけん!1周年記念」 - 05/19 Sun Sundayカミデ×奇妙礼太郎
「QUESTIONS」
question3刊行記念トークショー - 05/22 Wed 丸山幸子×田代親世
「韓流取材歴25年の猛者たちが語る〜過去、今、未来」
『韓流前夜』(東京ニュース通信社)刊行記念 - 05/27 Mon 麻田浩×松山猛
「麻田浩が松山猛にずっと聞きたかったこと~麻田浩の聞かずに死ねるか」
映画『トノバン 音楽家加藤和彦とその時代』公開記念 - 06/01 Sat 南信長×トミヤマユキコ
「あのキャラはなぜ〈メガネ/デブ/ブサイク〉なのか?」
『メガネとデブキャラの漫画史』(左右社)刊行記念