2010年「海炭市叙景」、また、2014年に公開を迎える「そこのみにて光輝く」という2つの映画作品の原作者、佐藤泰志。
そしてこの度、小説を書くことに生涯を捧げた彼の生きざまを描いたドキュメンタリー映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」が10月5日から新宿ケイズシネマにて公開を始めています。
今回はその公開を記念し、「書くことの重さ」の監督、稲塚秀孝さんと佐藤泰志の小説の解説を書かれた書評家、岡崎武志さんのお二人でトークイベントを開催。
佐藤泰志の生み出した世界について、二時間みっちりと紐解いていきます。
また特別版として、本映画のダイジェスト版も上映いたします。
稲塚秀孝(イナツカ ヒデタカ)
1950年北海道苫小牧生まれ。映画監督、映像製作。
1793年テレビ制作会社「テレビマンユニオン」参加。「遠くへ行きたい」「オーケストラがやってきた」等ドキュメンタリードラマを製作。1985年株式会社タキオン設立、現在 株式会社タキオンジャパン 代表取締役。フィルモグラフィー:「二重被爆~語り部・山口 彊の遺言」「フクシマ2011~被曝に晒された人々の記録」
岡崎武志(オカザキタケシ)
1957年大阪市枚方市生まれ。フリーライター、書評家。
大学卒業後、高校の国語講師を務める。1990年に退職して上京、編集者を経てフリーライターとなる。文庫、古本屋についての著作が多くを占める。佐藤泰志等、作家の再評価も手がける。著作:『古本病のかかり方』(ちくま文庫)「読書の腕前」(光文社新書)「ベストセラーだって面白い」(中央公論新社)「蔵書の苦しみ」(光文社新書)他多数
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村上春樹、中上健次らと並び評されながら、不遇をかこった小説家・佐藤泰志。その知られざる生きざまをいま――。「海炭市叙景」「そこのみて光り輝く」を世に送り出した作家の生涯。「書くことの重さ」10月5日よりモーニングショー.
http://www.u-picc.com/kaku-omosa/
2013/10/12 Sat -
岡崎武志×稲塚秀孝「孤高の作家 佐藤泰志を語る・・・」『書くことの重さ』公開記念
- 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念