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昨年末、岡本啓さんの『ざわめきのなかわらいころげよ』、森本孝徳さんの『暮しの降霊』の2詩集が刊行されました。
『ざわめきのなかわらいころげよ』は、岡本さんの第3詩集。京都在住中、詩人はさまよい歩き、幾つもの空白の風景と出会いました。空き地、ウサギの死骸、廃バス、古墳の石室……。そこにひそむ沈黙のふるえを、詩人は研ぎ澄まされた全感覚で書き記します。前作までと同様、岡本さん本人が手がけた本文組み、函入り2冊本の造本も見どころです。
『暮しの降霊』は、森本さんの第2詩集。語彙やルビを駆使した詩行は、最初はとっ付きにくさを味わうかもしれませんが、ほどなく魅惑的なラビリンスと化すことでしょう。言語とは何か、詩とは何か、そして人とは何か――。新奇な読書体験とともに、本質的な謎や問いの地平へと私たちを差しもどします。現代詩の極北、とまさに謳える一冊です。
ともに現代詩手帖賞の詩人として出発したライバル同士、最新詩集をいったいどのように読み解きあうのか。
当日は、お互いの詩集を引用した、二人の新作詩が公開される予定。
必見のひとときです!
【出演者プロフィール】
岡本啓(おかもと・けい)
1983年生まれ。ワシントンDC滞在中に「現代詩手帖」へ毎月1篇ずつ投稿した詩で、2014年、第52回現代詩手帖賞受賞。帰国後、第1詩集『グラフィティ』を上梓。2015年、同詩集にて第20回中原中也賞、第65回H氏賞受賞。2017年、第2詩集『絶景ノート』を上梓。2017年、同詩集にて第25回萩原朔太郎賞受賞。
森本孝徳(もりもと・たかのり)
1981年神奈川県生まれ。2012年から「現代詩手帖」へ投稿を始め、2013年、第51回現代詩手帖賞受賞。2015年、第1詩集『零余子回報』を上梓。2016年、同詩集にて第66回H氏賞受賞。
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2021/02/06 Sat 19:00-
岡本啓×森本孝徳
「言葉の風鈴、詩の巣穴」
『ざわめきのなかわらいころげよ』
『暮しの降霊』(思潮社)刊行記念
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