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元橋利恵×中村佑子
「自明視され/タブー視されてきた母を、今あえて語る」
『母性の抑圧と抵抗 ケアの倫理を通して考える戦略的母性主義』
( 晃洋書房 )刊行記念

元橋利恵×中村佑子
「自明視され/タブー視されてきた母を、今あえて語る」
『母性の抑圧と抵抗 ケアの倫理を通して考える戦略的母性主義』
( 晃洋書房 )刊行記念

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※本イベントはリアルタイム配信のみでご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。

書影画像、母性の抑圧と抵抗

妊娠・出産・子育てといった「産み育て」をめぐり、母親たちはさまざまな困難と遭遇する。そうした困難を、「当人が自由に選択したことの結果である」という自己責任のロジックで回収し、母親たちの姿に目を向けないことで、さらなる困難と障壁が生まれているのではないだろうか。

今年の2月に、元橋利恵さんが著した『母性の抑圧と抵抗』(晃洋書房)では、そうした現代社会の潮流のなかで、自己責任化された「母性」は、母親たち・女性たちにどのように作用し、抑圧としてあらわれてきたのか、それに対し、母親たちはどう抗ってきたのかをつぶさに見つめます。

本書の刊行を記念したイベントを「ケアとフェミニズム」、「現代の母親」、「母親と社会運動」というテーマで3回に分けて開催します。

今回のゲストは、昨年12月に『マザリング 現代の母なる場所』を出版した、中村佑子さん。中村さんも同書で「母」の定義を解体し、いまを生きる人々の声から、ケアをめぐる思考を紡ぎました。

「自然なこと」「当たり前のこと」ととして見過ごされすぎている「母」に着目したお二人に、自由に語っていただきます。

【出演者プロフィール】
元橋利恵(もとはし・りえ)
大阪大学大学院人間科学研究科助教。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程卒業。博士(人間科学)。主要論文、編著者に『架橋するフェミニズム――歴史・性・暴力』(電子書籍)、「ケアの倫理からみる日本における母親の反戦・平和運動――『日本母親大会』と『安保関連法に反対するママの会』における母性の役割に注目して」(『ソシオロジ』第62巻2号)。

中村佑子(なかむら・ゆうこ)
1977年東京都生まれ。映像作家。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。哲学書房にて編集者を経たのち、2005年よりテレビマンユニオンに参加。映画作品に『はじまりの記憶 杉本博司』(2012年)、『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』(2015年)がある。主なテレビ演出作に、「幻の東京計画 ~首都にありえた3つの夢~」(NHK BSプレミアム、2014年)、「地球タクシー レイキャビク編」(NHK BS1、2018年)など。著書に『マザリング 現代の母なる場所』(集英社)がある。

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【書籍付きチケットのご案内】
・書籍『母性の抑圧と抵抗 ケアの倫理を通して考える戦略的母性主義』を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
・書籍はイベント後の発送となります
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
・書籍は、B&Bからの発送となります

【キャンセルにつきまして】
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出演者元橋利恵
中村佑子

出版社晃洋書房

開催日時15:00~17:00 (14:30オンライン開場)

開催場所リアルタイム配信

入場料■配信参加:1,650円(税込)
■配信参加:1,650円+『母性の抑圧と抵抗 ケアの倫理を通して考える戦略的母性主義』4,290円(いずれも税込)
※イベント後の発送となります