のっけから、拙書のタイトルを出させていただき恐縮ですが、この講座は「ひとりで寿司を食べられるようになる」ためのモノではありません。「ひとり寿司」はメタファーつまり隠喩であって、つまり、この講座では、女性たちが「ひとりで美味しい寿司を、気の向くままに自分のお金で食べに行く」というささやかな生きる喜びを、自分から否定する、そう思わせられるような昨今の傾向について、徹底的に考えていくことを、サンデル教授の白熱教室風に対話を通じて行っていきます。なお、この講座の内容は、近日、大和書房から書き下ろしの形で出版予定。女性誌別冊の編集会議のような、ブレーンストーミングができれば、と考えていますので、是非、ご参加下さい。
――-湯山玲子
「女性が輝く日本へ」というスローガンのもと、アラサー女性をはじめとして「働け、結婚しろ、子どもを産め」と大変にハードな状況に迫られてる女性たち。社会の仕組みはあまり変わっていないのに、要求は莫大。社会や会社、はたまた家族から、多くを押し付けられている彼女たちは、いったい何を信じ、どんな罠に気をつけなければいけないのか?
結婚って本当に必要? 結婚のメリットって何? 仕事は続けたい。結婚しなくていいから子供はほしい……などといった、多様化する選択肢に悩むすべての女性に向け、女性限定の連続講座を開催します。
この状況を「日本国民は30代女性に頼りすぎ!」と喝破するのは、『女装する女』『文化系女子という生き方「ポスト恋愛時代宣言」!』などの著書で、女性の生き方を指南し、近著では『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』で男性論を手がけ、MXテレビ『バラいろダンディー』のレギュラーとしても活躍する湯山玲子さん。
「校長」である湯山玲子さんと受講者のみなさんたちの対話と情報交換「女問答」を通じて、より豊かでリアルな、女性の新しい生き方を探りませんか?
シビアな現実を生き抜き、自由になる選択肢を見つけたい女性、必聴の講座です!
今回は「固定メンバーで大学のゼミのようにやってみたい」という湯山さんの要望があるので、是非、帯参加をお願いいたします。なお、
【講座内予定トピック】
・女の過去・現在・未来「今の当たり前は、かつてはそうではなかった~何を捨てて、何を得てきたのか」
・結婚のメリットを問い直す 「なぜ、結婚したいの? 結婚しないと何がマズいの」
・変化する男性「男と女の明日はどっちだ?!」
・試験管ベイビーという選択肢 「旦那はいらない、子供だけというホンネ」
・仕事は人生の支えになるか?「女の仕事術、会社か起業か」
・海外移住の可能性を考える。「移動する人生」
・女性誌、女子会、SNSの功罪 「シャンパンを泡という女って・・・」
・誰も言わない真実、結婚・出産のダークサイド
……and more !
【開催要項】
講義回数:4回
開催日:
2/ 8(日) 15:00~17:00
2/14(土) 19:00~21:00
3/14(土) 19:00~21:00
3/28(土) 15:00~17:00
場所:下北沢B&B
定員:30名
受講料:10,000円(+税)
※本イベントの内容が書籍に反映される場合がございます
※男性の受講はお断りさせていただきます
【受講申込】
seminar※bookandbeer.com
(「※」の部分は「@」に直してください )まで
「湯山玲子ゼミ受講希望」として、お名前、職業、電話番号、メールアドレスを明記して、メールにてお申込ください。
追って、受講許諾やお支払方法などをご連絡させていただきます。
2015/02/08 Sun
湯山玲子「湯山女子校〜女ひとり寿司ですが、それが何か?」
- 04/20 Sat 豊﨑由美×マライ・メントライン×神島大輔
第87回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 04/21 Sun フィクショネス 文学の教室
「エーリヒ・ケストナー」を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/23 Tue 室橋裕和×佐野亨
「街を歩いて見えてきたもの 新大久保と横浜」
『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』(KADOKAWA)刊行記念 - 04/24 Wed 秋草俊一郎×戸塚学×阿部公彦
「国語教科書の潜在力――これからの文学教育」
『教科書の中の世界文学 消えた作品・残った作品25選』(三省堂)
『文章は「形」から読む ことばの魔術と出会うために』(集英社)W刊行記念 - 04/25 Thu 村瀬秀信×池松舞
「阪神タイガース二大奇書対談~短歌を詠んだら日本一となって、老人監督の謎が明らかになった」
『虎の血』(集英社)『野球短歌』(ナナロク社)W刊行記念 - 04/26 Fri 桜林直子×星野概念
「【連続対談シリーズ】 つまり、“生きづらい”ってなんなのさ vol.1 〜精神科医からはどう見えてるか教えてよ〜」 - 04/27 Sat 柴田紗希
「柴田紗希のたびものがたり“anything is goods”」 - 04/28 Sun 山階基×古賀及子
「暮らしをまなざす言葉」
『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)刊行記念 - 05/01 Wed 太田省一×水道橋博士
「”いいとも!”とは何だったのか?」
『「笑っていいとも!」とその時代』(集英社)刊行記念 - 05/02 Thu 藤井青銅×石井玄
「”面白い企画”はどのように生まれるのか」
『トークの教室』4刷&「玄石」設立W記念 - 05/03 Fri なかしましほ × omo!
「辛くない韓国 私が大好きなお店と人たち」
『なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ』(KADOKAWA)刊行記念 - 05/06 Mon 上岡陽江×信田さよ子
「生きのびてくれて、ありがとう!」
『増補新版 生きのびるための犯罪(みち)』(新曜社)刊行記念 - 05/08 Wed 飯田朔×小山美砂
「“自分軸の人生”から“おりない”ために」
『「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから』(集英社)刊行記念 - 05/09 Thu 黒木あるじ×天野純希
「ドロップキックと武士(もののふ)と」
『破壊屋 プロレス仕舞伝』『もろびとの空 三木城合戦記』(集英社)W刊行記念 - 05/10 Fri pato×田中泰延
「おっさんの私たちが書くことで得られるもの」
『文章で伝えるときいちばん大切なものは、 感情である。』(アスコム)刊行記念 - 05/11 Sat 塩谷舞×岡本真帆
「書いて生きていくための創作術」
『小さな声の向こうに』(文藝春秋)
『あかるい花束』(ナナロク社) W刊行記念 - 05/11 Sat 崔盛旭×岡本敦史
「見える歴史と、見えない歴史を繋ぐために」
『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史』(書肆侃侃房)刊行記念 - 05/12 Sun 小津夜景×山本貴光
「本という地図、読むことと書くこと」
『ロゴスと巻貝』(アノニマ・スタジオ)刊行記念 - 05/13 Mon 白根智彦×吉澤清太×片寄雄太
「あなたが(意外と)知らないハンバーガーの世界」
『ハンバーガーとは何か?』(グラフィック社)刊行記念 - 05/17 Fri 鈴木涼美×三宅香帆×原カントくん
「源氏フリークの文芸評論家・三宅香帆が読み解く『YUKARI』と、AV時代全く本を読めなくなったスズミが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読み解く会」
『YUKARI』(徳間書店)『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)W刊行記念 - 05/18 Sat 伊藤桃
「てっけん!1周年記念」 - 05/19 Sun Sundayカミデ×奇妙礼太郎
「QUESTIONS」
question3刊行記念トークショー - 05/22 Wed 丸山幸子×田代親世
「韓流取材歴25年の猛者たちが語る〜過去、今、未来」
『韓流前夜』(東京ニュース通信社)刊行記念 - 05/27 Mon 麻田浩×松山猛
「麻田浩が松山猛にずっと聞きたかったこと~麻田浩の聞かずに死ねるか」
映画『トノバン 音楽家加藤和彦とその時代』公開記念 - 06/01 Sat 南信長×トミヤマユキコ
「あのキャラはなぜ〈メガネ/デブ/ブサイク〉なのか?」
『メガネとデブキャラの漫画史』(左右社)刊行記念