私たちが働く「みどり荘」の一風変わった仲間たちや、彼らとのつながりで出会った人たち、ワークとライフの区別が曖昧で、ただここで楽しく生きて働いているように見える人たち、「生きる」と「働く」が一緒になったような人たち、そんな100人に「働くとは何か?」という問いをぶつけてまとめたのがこの本です。
彼らが語る「働き方」の中に、ひょっとしたら未来の働き方のスタンダードになりえるものがあるかもしれません。だからといって「働くとは何か?」の答えがこの本に載っているわけではありません。ただ、それぞれの「HERE」に至る100人100通りの道があるだけです。
この本の登場人物たちは、読者のロールモデルにはならないし、参考にならないし、参考にしてほしくもない。成功者のノウハウを聞いてそのテクニックを真似をすれば成功への道が開かれるなんて都合のいい話、僕たちには信じられない。働くひとり一人が「働くとは何か?」を考え続けて、行動し続けることで、その人だけの道ができる、そう信じています。
今回はその登場人物と本の編集者で「働くとは何か」「どうやって本をつくったのか」についてお話させていただきます。
清田直博
戦車等を扱う重機メーカーに勤務。退社後、武蔵野美術大学大学院基礎デザイン科修士課程修了。MFA(Master of Fine Arts)。メディアサーフコミュニケーションズ株式会社を経て独立。ライター、エディター、デザインディレクター、自転車生活アドバイザー、株式会社博報堂『恋する芸術と科学ラボ』メンバー。2016年より東京都唯一の村(離島を除く)である檜原村に移住。村役場の非常勤職員として働きながら、都心のコワーキングスペース「みどり荘」で働く二拠点スタイルを実践中。月に一度、東京の夜の街を走るグループライド「Night Pedal Cruising」、自由大学で初心者向け自転車講座「はじめる自転車ライフ」を開講中。
小柴美保
大学時代放浪の末、外資系投資銀行に勤務。リーマンショックをリアルに経験し、これからは”未来を見据えるビジョンが必要”と感じ、2011年に退社。「 IDÉE」創業者の黒崎輝男氏が主宰するスクーリングパッドへの参加をきっかけに、黒崎氏とその仲間とインデペンデントシンクタンクMirai Instituteを立ち上げ「みどり荘」をオーガナイズしている。
飯田昭雄
アートバイヤー・編集者・キュレーター
多摩美術大学建築学科在籍時から勅使川原三郎氏のダンスカンパニー「KARAS」の最年少メンバーに→大学卒業後「白夜書房」で編集者としてのキャリアをスタート→独立、キャラクターブームの火付け役として数々の書籍をプロデュース→「BAPEGALLERY」のキュレーターとして活躍→Wieden+KennedyTokyo入社、アートバイヤーに→東日本大震災後、一般社団法人ISHINOMAKI2.0を地元と東京の仲間と共に立ち上げる→電通レイザーフィッシュ(現DentsuIsobar)入社、アートバイヤーとして広告の仕事を行う。
藤澤ゆき
YUKI FUJISAWA:Textile Design,Products label.
手作業の染色による一点物のファッションプロダクトを始め、ファブリックデザイン、広告など幅広く活動。
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2016/11/09 Wed -
清田直博×小柴美保×飯田昭雄×藤澤ゆき
「We Work HERE」
『We Work HERE』(MIRAI INSTITUTE出版) 刊行記念
開催日時 20:00~22:00 (19:30開場)
開催場所 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 1500yen + 1 drink order
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念