※本イベントはリアルタイム配信と見逃し配信(2週間)でご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
歌人・三原由起子さんの、2013年に出版した歌集『ふるさとは赤』の新装版が6月28日に発売されました。
同書は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により失った故郷・浪江への想いや、原発汚染への怒りと疑問などを綴った三原さんの第一歌集に、角川『短歌』2021年3月号に掲載された『極私的十年メモ」と、歌人・吉川宏志さんの解説「美化に抗う、痛みのある言葉」を新たに収録した新装版です。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。
出演は、著者の三原さん、ゲストには詩人のアーサー・ビナードさん、そして写真家の中筋純さんをお迎えします。
イベントでは、三原さんの歌を通じて、三原さんの人生・福島の過去・現在・これからを見通し、福島の今、そして未来を語っていただきます。
また、短歌に馴染みのない方にも、 短歌の魅力を感じてもらえるように、アーサーさん、三原さん、 中筋さん、それぞれが『ふるさとは赤』から選歌し、 作品について解説いただくコーナーも予定しています。
歌人・三原さん、詩人・アーサー・ビナードさん、写真家・中筋さんが語る「短歌」「原発」「ふるさと」「福島」とは?
みなさまのご参加をお待ちしております。
【出演者プロフィール】
三原由起子(みはら・ゆきこ)
1979年福島県双葉郡浪江町生まれ。2011年3月12日の避難指示まで浪江町新町商店街にあった乗り物センター三原の娘。浪江小学校、浪江中学校、いわき光洋高校、共立女子大学国際文化学部日本文化コース卒業。高校時代から短歌を作り始める。2013年第一歌集『ふるさとは赤』(本阿弥書店)出版。 2021年新装版歌集『ふるさとは赤』(本阿弥書店)を出版。現在、現代歌人協会会員、日本歌人クラブ参与。
アーサー・ビナード
1967年、米国ミシガン州生まれ。詩人・翻訳家・随筆家。コルゲート大学で英米文学を学び、来日と同時に日本語で詩作をはじめる。2007年『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』、2018年『ドームがたり』で日本絵本大賞を受賞。2020年に丸木美術館の原爆の図を用いた紙芝居『ちっちゃいこえ』で谷本清平和賞を受賞、ほか多数。執筆の傍ら、全国でテレビ、ラジオ、講演等幅広く活動している。
中筋純(なかすじ・じゅん)
ファッション、舞台、映画、ドキュメンタリーの雑誌&広告企画で撮影を担当する傍ら、日本の産業遺構にスポットを当て作品制作。2007年10月産業遺構としてのチェルノブイリを取材、放射能汚染にて22年後もなお沈黙を続ける都市空間に衝撃を受け、その後6度に渡り訪問、数々の作品を残す。2011年の福島原発事故後には被災町の許可を得て無人と化した街々の発する静かなメッセージを季節の変化に寄り添い記録している。著書に『かさぶた』東邦出版 2016)、『コンセントの向こう側』(小学館 2021)がある。
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【配信での参加につきまして】
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・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・配信はリアルタイム配信と見逃し配信(2週間)でお楽しみいただけます
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
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