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7月21日に新刊『わたしたちもみんな子どもだった -戦争が日常だった私たちの体験記-』を上梓したライター・和久井香菜子氏と、長年サハリン残留邦人の支援活動を行なってきたNPO法人日本サハリン協会代表・斎藤弘美氏が、「樺太」で暮らした人々、そして戦後“帰国できなくなってしまった”人々について、語らいます。
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北海道の北に、南北に長く連なる島がある。ロシア名を「サハリン」、日本名を「樺太」と呼び、長年ロシアとの間でさまざまな歴史を刻んできた場所だ。かつてそこで暮らしていた日本人たちの運命は、1945年、終戦と共に大きく変わってしまった。
『わたしたちもみんな子どもだった -戦争が日常だった私たちの体験記-』には、戦後、そんな樺太に残され、生きるために結婚し、懸命に子どもを育て上げた女性の物語が収録されている。終戦当時14歳だった少女は、現在90歳。日本に永住帰国したのは2000年——69歳の時だった。
彼女をはじめ、長年サハリン残留邦人の支援を行なってきた斎藤氏はそうした歴史・現状をどのように見てきたのか。次の世代に何を伝えなければならないのか。さまざまな立場で終戦を迎えた方々のオーラルヒストリーに耳を傾けてきた和久井氏と共に、見つめ直していく。
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【出演者プロフィール】
和久井 香菜子(わくい・かなこ)
編集・ライター。主に医療情報、ジェンダー問題について取材・執筆している。早稲田大学第二文学部の卒業論文で「少女漫画の女性像」を論じたことをきっかけに、少女マンガ研究家としても活動している。著書に『少女マンガで読み解く乙女心のツボ』(カンゼン)、『首都圏 バリアフリーなグルメガイド』(交通新聞社)がある。視覚障害者による文字起こしサービスを行う合同会社ブラインドライターズ代表。
斎藤 弘美(さいとう・ひろみ)
NPO法人日本サハリン協会会長。大学時代に出会った民俗学をライフワークにしながら、FM東京に報道課所属のアナウンサーとして就職。退職後もフリーランスとして在京ラジオ局で報道関係を中心に活動する。一方で明治大学大学院に進学し、民俗学・近世村落生活史などの研究活動を続ける。1988年に初めてサハリンに行き、残留日本人女性に出会ったことから支援団体の日本サハリン同胞交流協会(現日本サハリン協会)に入会し、2012年に会長就任、活動を引き継ぐ。日本大学文理学部では非常勤講師として民俗学・民俗文化論を教える。
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