伝統芸能であった落語を現代のエンターテイメントとして蘇らせた立川談志。落語家のバイブル『現代落語論』(三一書房)からはじまり、その生涯を通じて著した書籍は、ゆうに90冊を超えるが、生前に出版されなかった未発表原稿も現存し、没後も『立川談志自伝 狂気ありて』(亜紀書房)、『談志が遺した落語論』(dZERO)が刊行されている。
その立川談志を、落語を愛して止まない、漫才コンビ米粒写経のツッコミ、一橋大学非常勤講師、ラジオパーソナリティとして人気を博す文系芸人のサンキュータツオさんによる「立川談志論」の独壇場。
好評の第1回に続いて、第2回目となる今回は、気管切開で声を失う1時間前まで落語をしゃべり、意識を失う1ヶ月前まで病床で仕事を続けた「落語を最後まで愛し抜いた落語家」立川談志の遺した仕事を次代に伝えるプロジェクト「談志市場」(http://dze.ro/danshiichiba)提供、秘蔵の立川談志プライベート映像を大画面で鑑賞しながら、サンキュータツオさんが談志論を語ります。
また後半は、談志師匠のご子息、松岡慎太郎さんを交えて、晩年も衰えることがなかった落語への執念などについても語り合います。
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