2013年10月、伝説の児童書『魔法のつえ』が、復刊ドットコムより60年ぶりに刊行されました。
「僕も藤本くんも夢中になって読んだ本!」(藤子不二雄A・談) 数多くの名作を生み出した藤子不二雄両先生が、少年時代に夢中になって読んでいたといわれる伝説の童話『魔法のつえ』が、およそ60年ぶりに復刊されました。
藤本少年と安孫子少年は、この本を読みながらどんな夢を思い描いていたのでしょう。この物語には、藤子作品のヒントがたくさん隠れています。
本書の企画制作に携わった復刊ドットコム左田野社長、編集を担当された政田さん、デザインを担当した川口さんによるトークイベントを行います。『魔法のつえ』刊行までの隠れたエピソードや、この本への想いを語ります。また、これまで多くの名著を復刊されてきた復刊ドットコムのこれまでの歩みや制作秘話、今後のこともお話して頂きます。司会は、元 文化庁に在籍、現 co-labナレッジ・ファシリテェイター山崎さんです。
左田野 渉
株式会社復刊ドットコム 代表取締役社長
1958年北九州市生まれ、兵庫県西宮市育ち、1978年に神奈川県立横浜翠嵐高校卒業、1981年に東京都立大学法学部卒業。本が好きでたまらず、本に関わる仕事がしたいと1981年、日販(いわゆる本の問屋さん)に入社。同社の物流センター設立のプロジェクトリーダーなどを務め、1999年、株式会社ブッキング(現:株式会社復刊ドットコム)に出向。「復刊ドットコム」を立ち上げる。この間に「復刊ドットコム奮戦記」(築地書館)を刊行。2009年、会社ごとCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)に移籍。以後、復刊ドットコムの代表を務める。ペンネームは「野猿(やえん)」。
政田 美加
株式会社復刊ドットコム 編集者
渋谷区生まれ、渋谷区育ち。立教大学法学部卒業。本に囲まれて仕事がしたいと1983年、日販に入社するも、配属先がコンピュータを扱う部署で、本に関われず3年余で退社。編集者を目指し(株)新書館に入社。「月刊WINGS」で編集を学ぶ。その後(株)新潮社に移り、文庫編集部を経て月刊誌「03 TOKYO calling」の立ち上げに参加。1987年に週刊誌「FOCUS」に移籍。2004年より子育てに専念していたが、2012年より現職に復帰。主に児童書・実用書の復刊に携わる。
川口 貴弘
アートディレクター/グラフィックデザイナー
1996年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。株式会社スタジオワープ、株式会社日本デザインセンターを経て、タックデザイン設立。ブランディングをメインに、展覧会、映画、スポーツイベントのアートディレクション、グラフィックデザイン、ウェブサイト構築、エディトリアルデザイン、書籍の装丁を中心に手掛ける。子どもの想像力と未来を考える企画立案室『学童舎』を、2011年に立ち上げました。JAGDA会員。
2013/12/21 Sat -
藤子不二雄先生が夢中になって読んだ『魔法のつえ』出版記念トークイベント左田野 渉×政田 美加×川口 貴弘『魔法のつえ』復刊と復刊ドットコムの歩み
- 01/07 Tue 曽我部恵一×國井久嗣×原カントくん
『新春!曽我部恵一さんと本屋で芋煮会!!』 - 01/08 Wed 藤原麻里菜×原宿
「“つくる”をたのしむ」
『不器用のかたち』(小学館)刊行記念 - 01/09 Thu 鳥羽和久×古賀及子
「子どもと私の“観察”のしかた 」
『「学び」がわからなくなったときに読む本』(あさま社)『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)W刊行記念 - 01/10 Fri 横道誠×柏淳
「できて当然を問いなおす」
『〈逆上がり〉ができない人々~発達性協調運動症(DCD)のディストピア』(明石書店)刊行記念 - 01/11 Sat はるか180cm(里中はるか)×KYON.J
「わたしたちが会社員をしながら旅に全力投球する理由。バイク旅漫画家と風景写真家の冒険トーク」
『女ひとり、インドのヒマラヤでバイクに乗る。』(KADOKAWA )刊行記念 - 01/12 Sun 田中さとみ×藤原安紀子×山本浩貴×佐藤文香
「アニメの予告編を眺めるように/詩を書いている」
『sleeping cloth スリー ピング クロス』(左右社)刊行記念 - 01/13 Mon トミヤマユキコ×瀧波ユカリ
「当たり前が解体される予感」
『異性愛という悲劇』(太田出版)刊行記念 - 01/16 Thu Saku Yanagawa×RAM RIDER「どうなる、アメリカ? 最新ニュース&ポップカルチャー現地報告」『どうなってるの、アメリカ!』(大和書房)刊行記念
- 01/17 Fri 鈴木奈津美×嶋浩一郎「内向型さんのための、新しい”あたりまえ”をつくるには?」
- 01/18 Sat 鈴木啓之×児玉恵美
「中東の日常を私たちの生活のなかで考える
:パレスチナ/イスラエル、レバノン、日本」
『パレスチナ/イスラエルの〈いま〉を知るための24章』
『イスラエルvs.ユダヤ人【増補新版〈ガザ以後〉】』(明石書店)W刊行記念 - 01/19 Sun フィクショネス 文学の教室
『別れを告げない』『少年が来る』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 01/19 Sun 吉田まゆみ×しまおまほ
「アイドルを探せの秘密を探せ! ~吉田まゆみ作品で育ったわたしたち~」
『総特集 吉田まゆみ』
『傑作集 夏の妹』(河出書房新社)W刊行記念 - 01/20 Mon 銀シャリ橋本直×NMB48安部若菜×ファビアン×ピストジャム「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)第九回公開収録
- 01/21 Tue スージー鈴木 ×柴那典 × 礒﨑誠二 ×博報堂DYグループ コンテンツビジネスラボ「データで読み解く“音楽ヒット”」『令和ヒットの方程式』(祥伝社)刊行記念
- 01/22 Wed 松田ようこ×ピーター・バラカン「ビートルズのそばにいる日常」『マル・エヴァンズ もうひとつのビートルズ伝説』(シンコーミュージック・エンタテイメント)刊行記念
- 01/23 Thu 魚返明未×井上銘「ジャズトーク&ライブ at B&B」『ジャズ深掘りトーク・セッション』(大修館書店)刊行記念
- 01/24 Fri 竹中直人×伊東友香×原カントくん
「どうしよう…どうしたらいい…どうしようもないか…な… 」
『なんだか今日もダメみたい』(筑摩書房)刊行記念 - 01/25 Sat 杉田俊介×小山内園子×すんみ
「新しい男子論がフェミニズムに応答する in 韓国&日本」
『韓国、男子──その困難さの感情史』(みすず書房)刊行記念 - 01/26 Sun なかじ×minokamo「麹とみそ BAR 〜日本の発酵食文化をかたろう」『麹づくりと発酵しごと』(農文協)『みそ味じゃないみそレシピ』(池田書店)W刊行記念
- 01/27 Mon 西加奈子×一穂ミチ「愛について、いま書きたいこと」 新文芸誌『GOAT』重版記念
- 01/29 Wed 桜庭一樹×斧田小夜×大木芙沙子「歴史、テック、そしてSF:下町SFの魅力と可能性」『トウキョウ下町SFアンソロジー』(発行:Kaguya Books/発売:社会評論社)刊行記念
- 01/31 Fri 高田怜央×永井玲衣
朗読会「この詩がうれしい」 - 02/02 Sun 梨×株式会社 闇「梨×闇という怪異を解く、大質問会」 ——『つねにすでに』(ひろのぶと株式会社)刊行記念
- 02/03 Mon 里見龍樹×奥野克巳「人類学の“現在地”」『入門講義 現代人類学の冒険』(平凡社)刊行記念
- 02/04 Tue 東直子×伊藤康「日々の言葉を書きとめる」『母の友』(福音館書店)さよなら記念
- 02/05 Wed 海猫沢めろん×街裏ぴんく「読書未遂」 『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』(河出書房新社)『虚史平成』(CDジャーナル)W刊行記念
- 02/08 Sat 柚木麻子×吉田恵里香
「私たちは日本のドラマによって作られてきた」
『柚木麻子のドラマななめ読み!』(フィルムアート社)刊行記念 - 02/15 Sat 阿部大樹×たられば
「日記と随筆とSNSと精神科医と犬」
『now loading』(作品社)刊行記念 - 03/06 Thu 和田靜香×小川淳也×大島新「あれから日本はどうなった? 」『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』(朝日新聞出版)刊行記念