偉人と呼ばれる人たちも、作業の時は孤独と戦い、一人でコツコツと机に向かわなくてはいけない、というのは今も昔も変わらないこと。毎日きちんとした日課を送っていた天才もいれば、なかには、制作に行き詰まったら逆立ちをしたり、机の引き出しに腐ったリンゴを常にしまい込んでいたり、アイデアを生むためにユニークすぎる習慣や奇抜な行動を制作中に取り入れていた天才も少なくはありません。
新刊『天才たちの日課』は、総勢161名の偉人のさまざまな日課をコンパクトにまとめた伝記エッセイです。イベントでは、博報堂ケトル代表の嶋浩一郎さん、翻訳家の金原瑞人さん、をお迎えし、本書に登場する偉人たちの「納得!」「意外!」な日課について、また、翻訳家として、ディレクターとして、それぞれクリエイティブな日々を送られるお二人の毎日の習慣も織り交ぜて語っていただきます。
偉人の何気ない生活を知ることで、私たちの生活が少し豊かになったり、前向きになれるもの。クリエイティブを保つためのさまざまな秘訣を楽しく語り合いながら、仕事や人生について考えられる格好のイベントです。今年の自分を省みたい人、来年の生活や仕事のヒントにしたい人。年の瀬まっただ中ですが、どうぞ奮ってご参加ください。
『天才たちの日課』内容詳細
http://filmart.co.jp/books/composite_art/2014_10_27/
金原瑞人(かねはら・みずひと)
1954年、岡山市生まれ。法政大学社会学部教授。翻訳家。英米の古典からヤングアダルト、ノンフィクションまで幅広い翻訳を手がける。近訳書にホフマン『天使の羽ばたき』、スカロウ『タイムライダーズ』、フレイ『エンドゲーム・コーリング』、ユスフザイ『わたしはマララ』、ブラッドベリ『バビロン行きの夜行列車』など多数。著書に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』などがある。
嶋浩一郎(しま・こういちろう)
1968年生まれ。1993年博報堂入社。コーポレート・コミュニケーション局で企業のPR活動に携わる。01年朝日新聞社に出向。スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」編集ディレクター。02年から04年に博報堂刊『広告』編集長を務める。2004年「本屋大賞」立ち上げに参画。現在NPO本屋大賞実行委員会理事。06年既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」を設立。
カルチャー誌『ケトル』の編集長、エリアニュースサイト「赤坂経済新聞」編集長などメディアコンテンツ制作にも積極的に関わる。2012年東京下北沢に内沼晋太郎との共同事業として本屋B&Bを開業。
著書に『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』、共著に『グルメサイトで★★★(ホシ3つ)の店は、本当に美味しいのか?』などがある。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2014/12/27 Sat -
金原瑞人×嶋浩一郎 「習慣がクリエイティビティを解き放つ!? ~小さな習慣、大きな創造」『天才たちの日課──クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』(フィルムアート社)刊行記念
- 04/19 Fri 春山慶彦×稲葉俊郎
「自然は最高の教室!こどもの感性・身体性を高める教育とは」
『こどもを野に放て!AI時代に活きる知性の育て方』(集英社)刊行記念 - 04/20 Sat 豊﨑由美×マライ・メントライン×神島大輔
第87回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 04/21 Sun フィクショネス 文学の教室
「エーリヒ・ケストナー」を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/23 Tue 室橋裕和×佐野亨
「街を歩いて見えてきたもの 新大久保と横浜」
『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』(KADOKAWA)刊行記念 - 04/24 Wed 秋草俊一郎×戸塚学×阿部公彦
「国語教科書の潜在力――これからの文学教育」
『教科書の中の世界文学 消えた作品・残った作品25選』(三省堂)
『文章は「形」から読む ことばの魔術と出会うために』(集英社)W刊行記念 - 04/25 Thu 村瀬秀信×池松舞
「阪神タイガース二大奇書対談~短歌を詠んだら日本一となって、老人監督の謎が明らかになった」
『虎の血』(集英社)『野球短歌』(ナナロク社)W刊行記念 - 04/26 Fri 桜林直子×星野概念
「【連続対談シリーズ】 つまり、“生きづらい”ってなんなのさ vol.1 〜精神科医からはどう見えてるか教えてよ〜」 - 04/27 Sat 柴田紗希
「柴田紗希のたびものがたり“anything is goods”」 - 04/28 Sun 山階基×古賀及子
「暮らしをまなざす言葉」
『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)刊行記念 - 05/01 Wed 太田省一×水道橋博士
「”いいとも!”とは何だったのか?」
『「笑っていいとも!」とその時代』(集英社)刊行記念 - 05/02 Thu 藤井青銅×石井玄
「”面白い企画”はどのように生まれるのか」
『トークの教室』4刷&「玄石」設立W記念 - 05/03 Fri なかしましほ × omo!
「辛くない韓国 私が大好きなお店と人たち」
『なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ』(KADOKAWA)刊行記念 - 05/06 Mon 上岡陽江×信田さよ子
「生きのびてくれて、ありがとう!」
『増補新版 生きのびるための犯罪(みち)』(新曜社)刊行記念 - 05/08 Wed 飯田朔×小山美砂
「“自分軸の人生”から“おりない”ために」
『「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから』(集英社)刊行記念 - 05/09 Thu 黒木あるじ×天野純希
「ドロップキックと武士(もののふ)と」
『破壊屋 プロレス仕舞伝』『もろびとの空 三木城合戦記』(集英社)W刊行記念 - 05/11 Sat 塩谷舞×岡本真帆
「書いて生きていくための創作術」
『小さな声の向こうに』(文藝春秋)
『あかるい花束』(ナナロク社) W刊行記念 - 05/11 Sat 崔盛旭×岡本敦史
「見える歴史と、見えない歴史を繋ぐために」
『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史』(書肆侃侃房)刊行記念 - 05/13 Mon 白根智彦×吉澤清太×片寄雄太
「あなたが(意外と)知らないハンバーガーの世界」
『ハンバーガーとは何か?』(グラフィック社)刊行記念 - 05/18 Sat 伊藤桃
「てっけん!1周年記念」 - 05/19 Sun Sundayカミデ×奇妙礼太郎
「QUESTIONS」
question3刊行記念トークショー - 05/22 Wed 丸山幸子×田代親世
「韓流取材歴25年の猛者たちが語る〜過去、今、未来」
『韓流前夜』(東京ニュース通信社)刊行記念 - 06/01 Sat 南信長×トミヤマユキコ
「あのキャラはなぜ〈メガネ/デブ/ブサイク〉なのか?」
『メガネとデブキャラの漫画史』(左右社)刊行記念