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石鍋裕×小室光博×宇田川悟『料理人の突破力』(晶文社)刊行記念

石鍋裕×小室光博×宇田川悟『料理人の突破力』(晶文社)刊行記念



日本の料理界をリードしてきた、フレンチ石鍋 裕(「クイーン・アリス」)、イタリアン片岡 護(「アルポルト」)。日本料理界の先鋒を担う小室光博(「懐石 小室」)――日仏伊を代表する3人の料理人と、フランスの社会・文化・食文化に詳しい作家・宇田川悟との対談集、『料理人の突破力』の刊行を記念して、トークイベントを開催します。

彼らが語る修業時代からの苦労話・渡世話は、若い料理人のみならず、将来を模索しているモラトリアム世代、新社会人にとって、たくましく人生を切り拓くための工夫や知恵の宝庫。ナイーブで覇気がないと言われがちな現代の若い世代にとって、「厳しい状況下でいかに働き、成長していくか」という点において、示唆に富んだ内容となることでしょう。

本書とビールを片手に、歴戦の勇士たちによる、花も実もある料理談義・仕事談義をお楽しみください。

■対談者プロフィール
石鍋 裕(いしなべ・ゆたか)
株式会社アイ・エヌ・ビーコーポレーション代表。1948年2月7日、神奈川県横浜市生まれ。早くに母を亡くし、横浜で料亭を経営していた祖父の元で育つ。63年頃から横浜のレストランでシェフとして働き始める。71年、既知のフランス人シェフ、ジャン・ドラヴェーヌ氏を頼って渡仏。その後、数多くの三ツ星店で修行し、76年に帰国。同年、六本木に「ロティウス」を開店し、シェフを務める。82年にオーナーシェフとして「クイーン・アリス」を開店。その後、多数のレストランプロデュースに携わる。

小室 光博(こむろ・みつひろ)
「懐石 小室」店主。1966年、3人兄弟の末っ子として東京都昭島市に生まれる。次兄が大衆割烹をやっていた影響で料理人を志す。85年、二葉栄養専門学校を卒業し、九段の懐石料理店「和幸」へ入店。7年間の修行期間を経て、93年頃から出張料理人として活動。00年に神楽坂に「懐石 小室」を開店。茶道の流派である遠州流の家元付き料理人としての顔も持ち、通年で家元主催の茶事に随行するなど多忙な日々を送る。骨董食器のコレクターでもある。

〈著者〉宇田川 悟(うだがわ・さとる)
作家。1947年2月8日、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て渡仏以来、20年以上フランスに在住し、同国の社会、文化、食文化に詳しい。フランス政府農事功労章シュバリエを受章。主な著書は、「食はフランスにあり」(小学館ライブラリー)、「パリの調理場は戦場だった」(朝日新聞社)、「ニッポン食いしんぼ列伝」(小学館)、「東京フレンチ興亡史」(角川oneテーマ21)、「最後の晩餐」(晶文社)、「ホテルオークラ総料理長 小野正吉」(柴田書店)など多数。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら

出演者石鍋裕
小室光博
宇田川悟

出版社晶文社

開催日時

20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order