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池田清彦×春日武彦「いのちのゆらぎ…生と死の往還」『談 100号記念選集』刊行記念「アフター・ザ・ニューヴィジョン――人間の未来、ものの将来」第2夜

池田清彦×春日武彦「いのちのゆらぎ…生と死の往還」『談 100号記念選集』刊行記念「アフター・ザ・ニューヴィジョン――人間の未来、ものの将来」第2夜



「生」と「死」の関係に最も近いイメージは「メビウスの輪」かもしれません。
表だと思っていたらいつのまにか裏になっているように、生のことを考えていると、いつの間にか死のことを考えていたり、逆に、死のことを考えていると生のことを考えていたり…。その気づきこそが「生と死」について考えることの本質ではないでしょうか。
「生と死」のメビウスの輪のイメージをたよりに、現代の死生観を問い直します。

   

『談』は、「時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索する」ために、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について、100号にわたり語り合ってきましたが、なかでも、その中核にあるのが、「いのち」をめぐる議論でした。
『談 100号記念選集』刊行を記念して、「アフター・ザ・ニューヴィジョン……人間の未来、ものの将来」をテーマに、いのちとは何か、生命とは何か、そしていのちが集まってつくりだされる社会とは何か、その根源にまで遡り、論究します。

※タイトルのアフター・ザ・ニューヴィジョンは、バウハウスの理論書であり近代主義のコンセプトを提示したL・モホリ=ナギの著書によっている。モダン>ポストモダン>ポストポストモダンときて、その次にくるものという意味。


池田清彦(いけだ・きよひこ)
早稲田大学教授/生物学。著書に『なぜ生物に寿命はあるのか?』(PHP研究所、2014)、『やがて消えゆくわが身なら』(角川グループパブリッシング、2008)他

春日武彦(かすが・たけひこ)
精神科医。著書に『「キモさ」の解剖室』(イースト・プレス、2014)、『臨床の詩学』(医学書院、2011)他

第1夜 河本英夫×十川幸司「希望のシステム…再生とは能力の拡張である」



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出演者池田清彦
春日武彦

出版社水曜社

開催日時

20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order