全国に広がる個人が始めた小さな図書館「マイクロ・ライブラリー」。
自身も、本を持ち寄り「人」と「人」が出会う図書館、「まちライブラリー」を企画する礒井純充さんは、その可能性に注目し、全国から「マイクロ・ライブラリー」を作った人を集めたイベント「マイクロ・ライブラリーサミット」を開催しており、その様子は
『マイクロ・ライブラリー図鑑』(まちライブラリー文庫)
『マイクロ・ライブラリー 人とまちをつなぐ小さな図書館』(学芸出版社)
という2冊の本にまとまっています。
また今年4月にはまち全体のブックスポットを巻き込んで、「まちライブラリーOSAKA BOOK FESTA+2015(大阪ブックフェスタ・プラス2015)」を開催。
活動が広がっていく中で礒井さんは、マイクロ・ライブラリーの新しい可能性が見えてきたと言います。
今回は、第1回マイクロ・ライブラリーサミットの登壇者でもあり、千葉県船橋市を中心に民間図書館を数十カ所運営する、NPO法人「情報ステーション」の岡直樹さんをお迎えしてのトークセッションです。岡さんの活動も「新しい可能性」にかなり親和性があるとのこと。
図書館だけでなく、「本のある場所」に関心があるすべての方へ。
このイベントを通じて、新しい図書館が生まれることも期待しています。
是非、ご参加ください。
【プロフィール】
礒井純充
まちライブラリー提唱者、森記念財団普及啓発部長、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長補佐、客員研究員。大阪市出身。森ビルで「アーク都市塾」「六本木アカデミーヒルズ」をはじめ文化活動に従事。11年より「まち塾@まちライブラリー」を提唱、ボランティア仲間と一緒に自らも実施。大阪、東京をはじめ全国170カ所以上で展開。13年、14年と全国の小さな図書館大会「マイクロ・ライブラリーサミット」を開催。15年春には、大阪森之宮にできる東急不動産のショッピングセンターに「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」、同月大阪府茨木市に誕生する立命館大学大阪いばらきキャンパスに「まちライブラリー@OIC」をプロデュースする。著書『本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた』、『マイクロ・ライブラリー 人とまちをつなぐ小さな図書館』(学芸出版社)、『マイクロ・ライブラリー図鑑』(まちライブラリー文庫)がある。
岡直樹
1984年生まれ。千葉県立船橋高校卒業。早稲田大学理工学部中退。
2004年3月に船橋高校の同級生と情報ステーションを設立。同年8月にNPO法人格を取得し代表理事に就任。2009年4月には株式会社情報ステーションを設立。千葉県船橋市を中心に民間図書館を数十カ所運営。イベントサポートも行う。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/08/06 Thu -
礒井純充×岡直樹
「小さな図書館のつながりが社会を変える」マイクロ・ライブラリーサミットinB&B
『マイクロ・ライブラリー 人とまちをつなぐ小さな図書館』刊行記念
- 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念