今年5月に刊行された『日本橋木屋 ごはんと暮らしの道具』(二見書房)は、刃物をはじめ、日本人が暮らしの中で使う道具を取り扱う老舗、日本橋木屋さん監修のもと、何千年、何百年と使われ続けてきた日本の台所道具71点にまつわるならわし、道具と関りの深い四季の行事、メンテナンス法などについて美しい写真とイラストで紹介している本です。
このたびB&Bにて、「若い方にも日本の道具を知って欲しい、使って欲しい」という木屋の石田克由さんと、聞き手に日野明子さんをお招きして、トークイベントを開催することになりました。
木屋の歴史から、本書で紹介されている道具について、道具に縁のある秋岡芳夫やエドワード.S.モースのお話など、たっぷりお話いただきます。
またトークの途中では、江戸前の玉子焼きをお召し上がりいただきながら、私たちが普段作る出汁巻き玉子とは違った、江戸前の玉子焼きの作り方も知っていただけたらと思います。
日々の暮らしで何気なく使う道具に対する向き合い方がぴりっと正され、お話を聴き終わる頃には何かひとつ道具が手元に欲しくなってしまうはず。
木屋さんのお話が聴ける貴重な機会です。ぜひご参加ください。
※参加者の方に先着で、『日本橋 木屋 ごはんと暮らしの道具』のカバーと本文イラストを描いた、三宅瑠人さん(http://ryutomiyake.com/)による、木屋の台所道具を描いたオリジナルブックカバー(文庫サイズ)をプレゼントいたします。
【プロフィール】
・石田克由(いしだ・かつよし)
株式会社木屋 企画総務部長。1945年4月 神奈川県生まれ。1969年4月 株式会社木屋 入社。営業で北は北海道から南は九州まで、ほぼ全国を回る。現在は大学の公開講座や文化センターで、庖丁の歴史、食材との相性、正しい研ぎ方に関する講習を定期的に行っている。
http://www.kiya-hamono.co.jp/
・日野明子(ひの・あきこ)
1967年神奈川県生まれ。共立女子大学在学中に、工業デザイナーの秋岡芳夫氏の授業を受け、地場のモノづくりに興味を持つ。北欧デザインと日本の手仕事を扱う商社での営業勤務を経て、1999年より独立。「スタジオ木瓜」の屋号で、店と作り手を結ぶ問屋業務、展覧会企画、地場産業のアドバイザー、大学での講義、文筆などを行う。著書に「台所道具を一生ものにする手入れ術」(誠文堂新光社)、「うつわの手帖」(ラトルズ)
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/08/27 Thu -
石田克由×日野明子
「心地よい暮らしのための、長く寄り添う道具を知る、触る、味わう」
『日本橋木屋 ごはんと暮らしの道具』(二見書房)刊行記念
- 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念