美術評論家・山田五郎館長の軽快なトークと、コピーライター・こやま淳子学芸員見習いの美術シロウトすぎる質問で構成。「美術展にはやく行きたくなる」「学校の授業もこうだったらよかったのに」と観客から大絶賛されたトークイベント『ヘンタイ美術館』が、この度、書籍化されました(11/28発売)。
ダ・ヴィンチやミケランジェロといった有名美術家たちは、じつはかなりどうかしちゃってるヘンタイばかり。
そんな人間くさい美術家たちのキャラクターにスポットを当て、わかりやすく解説。美術家たちの生涯やビジネスの方法、人間関係のあり方、はては性志向までを語り尽くし、いつの間にか聞いた人を西洋美術通にしてしまいます。
この出版記念トークイベントでは、ルネサンスから印象派までを語ったこの本の内容を振り返り、ここでしか聞けないヘンタイトークを繰り広げます。
美術に興味はあるけれどどこから入っていいのかわからない、というみなさん、ご来館お待ちしております。
山田五郎(やまだ・ごろう)評論家。
1958年東京生まれ大阪育ち。映画を学ぼうと上智大学新聞学科に入るが西洋美術史に興味を持ち、オーストリアに遊学。帰国後、大学院に進もうとしたが向いてないと教授に言われ自分でもそう思ったので出版社に就職。美術書を手がけるつもりが雑誌編集者として働くことに。あらゆる分野で細分化と厳密化が進みすぎて全体像がわかりにくくなっている中で、自分は専門家ではないからこそ批判を怖れずざっくり面白く伝えることができると気づく。以来、美術、時計、食、街などについて、ざっくりした話を書いたり語ったり。近著に『知識ゼロからの西洋絵画史入門』(幻冬舎)、『銀座のすし』(文春文庫)など。テレビ『ぶらぶら美術・博物館』(BS日テレ)や『出没! アド街ック天国』(テレビ東京系)など。
こやま淳子(こやま・じゅんこ)コピーライター。
京都生まれ。早稲田大学卒業後、博報堂などを経て独立。西洋美術はズブのシロウト。そんな自分にも楽しく美術を解説してくれた山田五郎トークの魅力にとりつかれ、ギャラリストの小和田氏、VoiceVisionの上地氏らとともに『ヘンタイ美術館』を企画。「学芸員見習い」として五郎館長に教えを請うトークイベントから始まり、本書の元になった原稿を作成。様々な方々の協力を得ながら本書に至る。最近の仕事に、プラン・ジャパン「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」、ワコール、カゴメ、ロッテの他、宣伝会議講師なども務める。著書に『しあわせまでの深呼吸。』『choo choo 日和』シリーズ。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/12/17 Thu -
山田五郎×こやま淳子
「ヘンタイ美術館〜ダ・ヴィンチからモネまで。どうかしちゃってるヘンタイたち〜」
『ヘンタイ美術館』刊行記念
- 10/17 Fri 浦出美緒×ヴィヴィアン佐藤
「“死”と“死の恐怖”とは何か」
『死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。』(SBクリエイティブ)刊行記念 - 10/18 Sat 杉田俊介×頭木弘樹
「〈痛み〉を理解するための言葉」
『鬱病日記』(晶文社)
『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)W刊行記念 - 10/19 Sun フィクショネス 文学の教室
『侍女の物語』を2ヶ月かけてじっくりと読む - 10/19 Sun 読書会
水上文さんと読む松浦理英子「今度は異性愛」 - 10/21 Tue 香山哲
「9/2サイン会・10/21トークイベント」
『スノードーム』(生きのびるブックス)刊行記念 - 10/23 Thu 鳥羽和久×滝口悠生
「子どもといて、子どもを書き、子どもになること」
『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)『光る夏』(晶文社)『たのしい保育園』(河出書房新社)刊行記念 - 10/25 Sat 鄭執×関根謙
「物語は変容する~中国東北マジックリアリズムの世界と青春文学」
『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』(アストラハウス)第11回日本翻訳大賞受賞記念 - 10/26 Sun 加藤泉×牧信太郎
「加藤泉の制作と生活ーー特集後記的雑談」
『美術手帖 2025年10号・特集「加藤泉」』(美術出版社)刊行記念 - 10/27 Mon 花田優一×小林邦宏×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 10/29 Wed 高橋國光×マンスーン×吉田棒一
「平成インターネットと令和文学」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)重版記念 - 10/30 Thu 志良堂正史×古田雄介
「小さな歴史を書くこと、読むこと」
『他人の手帳は「密」の味: 禁断の読書論』(小学館)刊行記念 - 10/31 Fri 宮部浩幸×加藤耕一
「リレーとしての建築を語る」
『リレーとしての建築 リノベーションの実践と思想』(学芸出版社)刊行記念 - 11/01 Sat 齋藤陽道×春日晴樹×天沼陽子×橋本一郎
「石神井ろう学校のハルとはるが語る、ろう者の世界。」
『つながりのことば学』(NHK出版)
『はるの空と風』(ジアース教育新社)W刊行記念 - 11/03 Mon 竹端寛×ジェーン・スー
「ケアするってどういうこと?」
『福祉は誰のため?』(筑摩書房)
『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)W刊行記念 - 11/04 Tue 田中輝美×木下斉×日野昌暢
「"地方創生"を問い直す! 関係人口と稼ぐまちの理論家が語る、持続可能な地域モデルとは」
『関係人口の時代』(中央公論新社)刊行記念 - 11/05 Wed 鳥羽和久×ジェーン・スー
「自分と他人の境界線、 そのあいまいさをどう扱う?」
『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)W刊行記念 - 11/07 Fri 俵万智×小川公代×スケザネ
「言葉が救いになるとき」
『ゆっくり歩く』(医学書院)刊行記念 - 11/08 Sat ライセンス藤原一裕×フルーツポンチ村上健志×赤嶺総理×ゲスト×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第17回公開収録 - 11/09 Sun ミラッキ×燃え殻
「ラジオと音楽ばかり聴いてきた」
『90年代J-POP なぜあの名曲は「2位」だったのか』(ホーム社)
『これはいつかのあなたとわたし』(新潮社)W刊行記念 - 11/10 Mon 中前結花×古賀史健
「書き手は“休まず、毎日書き続ける”しかないのか?」
『ミシンは触らないの』(hayaoki books)刊行記念 - 11/12 Wed 【参加無料】向坂くじら×吉田真一
「“セルフケア”は矛盾がはらんでいる?」
(『“わたしの暮らし”をノックすることば展 by マガジンハウス』関連企画) - 11/13 Thu 古谷敏×やくみつる
「“ウルトラマンになった男” 60年目の胸の内」
『60年目のスペシウム光線』(小学館)刊行記念 - 11/15 Sat 細馬宏通×ヤマダトモコ×宮本大人
「マンガはうたう 声にむずむずする身体」
『マンガはうたう』(青土社)刊行記念 - 11/17 Mon 絶対に終電を逃さない女×中井治郎
「体力が欲しい! ~虚弱側から見た世界」
『虚弱に生きる』(扶桑社)刊行記念 - 11/18 Tue 栗原康×角幡唯介
「探検としてのアナキズム」
『アナキズムQ&A』(筑摩書房)『43歳頂点論』(新潮社)W刊行記念 - 11/19 Wed 中村佑子×小林エリカ
ケアリングノーベンバー特別対談
「今の世界でケアを考えるってどういうこと?」 - 11/20 Thu 内藤正典×金井真紀
ケアリングノーベンバー特別対談
「移民と難民ーーあなたとわたしの境とケアのはなし」
(内藤正典 著『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門』刊行記念) - 11/22 Sat 高橋久美子×アフロ
「音と言葉の響き合うところ」
『いい音がする文章』(ダイヤモンド社)
『東京失格』(実業之日本社)W刊行記念 - 11/24 Mon 鞍田崇×熊井晃史
「『見守る側の創造性』を育む練習場としての公園や広場について」 - 11/30 Sun ひろたあきら×みきちゃん(ぽるぽるふぁみりー)
「絵本つくっちゃった!」
『おとしちゃったぞう』(303BOOKS)刊行記念 - 12/01 Mon 島本理生×鈴木涼美×原カントくん
「恋愛で全てを捨てられない私たちVol.2」 - 12/20 Sat 第94回「読んでいいとも!ガイブンの輪
年末特別企画
オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球 vol.14