『森のカフェ』
配給:ドゥールー
12/12(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷 にて公開
小説『エアー2.0』が話題を呼び、12/12(土)に監督作品『森のカフェ』の公開を控える榎本憲男さんが、これからの映画と小説の話を赤裸々に語ります。
映画が見られなくなりつつある時代、小説が読まれなくなりつつある時代に、映画を撮り始める、小説を書き始める、それはどんなことを意味するのでしょうか。
どのように時代と向き合い、どのような態度や方法で、映像や言葉を紡いでいけばいいのでしょうか。
<主な内容>
これからの映画作家はなにを学ぶべきなのか?
新人の自主映画を映画ジャーナリズムはどう扱うのか?
映画館の自主映画に対する態度は?
資金集めはどうするのか?
クラウドファンディングはどのくらい「使える」か?
なぜ小説なのか?
映画の原作を作りたいなら、まずは書き、出版してもらわなければならない。さて、どうやって?
これらのことについて、映画活動家・松崎まことさんを話し相手に、資料なども提示しながら、具体的に語る怒濤の120分。
資金調達の面では、クラウドファンディングの最大手 MotionGalleryの代表取締役・大高健志さんをゲストに迎え、ご意見をうかがいます。
さらに、映画サイトの中では最大手の「映画.com」から和田隆さんも急遽参加が決定。数多くの興行データーをお持ちの和田さんに、これからの映画の市場動向についてお聞きしたいと思います。
【出演者プロフィール】
榎本憲男(えのもと・のりお)
映画監督、小説家。1959年生まれ。映画業界で興行や製作などに携わり、2010年フリーとなる。『見えないほどの遠くの空を』を撮り監督デビュー。最新作『森のカフェ』が12月12日に公開を控えている。小説も執筆し、『エアー2.0』が小学館から発売中である。新しいストーリーを考える勉強会「シナリオ座学」を主宰している。
松崎まこと(まつざき・まこと)
映画活動家、放送作家。1964年生まれ。“映画活動家”として、bayfm「POWER BAY MORNING」FM栃木「FRIDAY MOVIE SHOW」ニコ生「WOWOW ぷらすと」などに出演。「田辺・弁慶映画祭」でのティーチイン司会など、映画イベントにも多数登壇。「水道橋博士のメルマ旬報」に「映画活動家日誌~“田辺系”先物買いガイド」連載中。“松崎ブラザーズ”の“松崎A”。
大高健志(おおたか・たけし)
MotionGallery代表。 1983年生まれ。米系コンサルティングファームに入社し、主に通信・メディア業界において、事業戦略立案、新規事業立ち上げ支援、マーケティング、オペレーション改善等のプロジェクトに携わる。その後、東京藝術大学大学院に進学し映画製作を学ぶ中で、クリエィティブと資金とのより良い関係性の構築の必要性を感じ、2011年にMotionGalleryを立ち上げた。以来900件を超えるプロジェクトの資金調達~実現をサポート。
和田隆(わだ・たかし)
エイガ・ドット・コム新規事業開発室マネージャー。1974年生まれ。映画業界紙の文化通信社で映画ビジネスなどについて取材。映画部デスク、サイト事業部デスクを歴任し、取締役に就任。14年に国内最大級の映画専門情報サイト「映画.com」を運営する現会社に転職し、新規事業開発にも取り組んでいる。映画『死んだ目をした少年』を企画プロデュースし劇場公開。田辺・弁慶映画祭の特別設置賞の審査員も務めている。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/12/05 Sat -
榎本憲男×松崎まこと×大高健志×和田隆
「映画が見られなくなりつつある時代に映画を撮り始めること、小説が読まれなくなる時代に小説を書き始めること」
映画『森のカフェ』公開記念
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念