中原中也賞を18歳で受賞した文月悠光さんの初エッセイ集『洗礼ダイアリー』の刊行を記念して、アーティストのチョーヒカルさんとのトークイベントを開催いたします。
『洗礼ダイアリー』は、詩人という肩書きのせいで「恋愛すれば?」と無闇に告げられた経験、スクールカーストに悩んだ高校時代の回想など、滑稽で不器用な〈洗礼〉を綴ったエッセイ集。
同世代の友人であるチョーさんの目線から、本書の魅力や突っ込みどころを語っていただきます。
チョーヒカルさんは、リアルなボディペイント作品が話題を呼び、資生堂などの広告ビジュアルも手がける若手最注目のアーティスト。作品集『SUPER FLASH GIRLS 超閃光ガールズ』も発売中です。
後半には、そんなチョーさんのボディペイントの映像作品を上映しながら、詩の朗読とコラボレーション。ボディペイントについてチョーさんにお話しいただきます。
おふたりが6月に滞在したフィンランドのお話もお届けいたします。
絵と言葉、異なる表現形式を持つおふたりによる、異色の対談をお見逃しなく!
文月悠光(ふづき・ゆみ)
詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に出した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少の18歳で受賞。早稲田大学教育学部在学中に、第2詩集『屋根よりも深々と』を刊行。今年9月、初のエッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)を刊行。ウェブマガジン「cakes」でエッセイを連載中。10月末に、第3詩集『わたしたちの猫』をナナロク社より刊行予定。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩の朗読、書評の執筆など広く活動中。
http://fuzukiyumi.com/
チョーヒカル
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。確かな技術に裏打ちされながらもユーモアにあふれた作品を多数発表し世界各国のメディアで紹介され話題になっている。代表作は体にリアルな目や物を描くボディペイントで、他にも映像作品や立体作品、イラストレーション作品、衣服ブランド,タイツブランドとのコラボレーションや、Samsungや資生堂、東洋紡などの広告ビジュアルの制作も手掛けている。初めての作品集「SUPER FLASH GIRLS」を2015年10月に発売。個展「SUPER FLASH GIRLS」が
10月3日から10月15日まで
、銀座ヴァニラ画廊で開催される。
http://www.hikarucho.com/
イベントのご予約はこちらから!
2016/10/10 Mon -
文月悠光×チョーヒカル
「洗礼と閃光世代のわたしたち」
『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)刊行記念
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念