※本イベントは配信またはご来店のいずれかでご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
気鋭の民俗学者で五輪と万博に関する書き下ろしを刊行した畑中章宏さんと、初のエッセイ＆イラスト集を刊行したイラストレーターの三好愛さんによるトークイベントを開催します。
畑中さんの新刊『五輪と万博』は、1940年の幻に終わった東京五輪・東京万博、1964年に開催された東京五輪、1970年の大阪万博、1996年に開催予定が中止になった世界都市博、そしてこのコロナ禍で延期になっている東京五輪をめぐり、開催地・予定地の“土地”の記憶を掘り起こしたものです。
巨大イベントは東京や大阪、日本列島全体を開発・発展させてきた一方、土地や住民を翻弄してきた歴史でもあったと、畑中さんは指摘します。
三好さんの『ざらざらをさわる』では、彼女が日常生活の中で得たちょっとした違和感や、忘れてしまいそうな出来事へ送るささやかな視線が、イラストとエッセイで綴られています。
三好さんのイラストの魅力は、言葉では表現できない微妙な感情や、わりきれない感覚を描き出されていることでしょう。『ざらざらをさわる』に収められたエピソードにも、三好さんならではの、淡いようでいて濃密な感覚が溢れているのです。
今回のイベントは、福音館書店の月刊誌『母の友』の連載〈諺のなかの子どもたち〉で共作したことのあるお二人が、それぞれの新刊に共通する「記憶のあいまいさ」や「経験のおぼつかなさ」を手がかりに、捉えどころのない時代の気分、日常の中の小さな落とし穴などについて語り合います。
延期になっていなかったら東京オリンピックが開催中だったはずのこの時期、記憶や経験の不思議について一緒に考えてみませんか。
【出演者プロフィール】
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
1962年、大阪府生まれ。民俗学者、作家。著書に『柳田国男と今和次郎』 (平凡社新書)、『災害と妖怪』 (亜紀書房)、『先祖と日本人』（日本評論社）、『蚕』(晶文社)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』（KADOKAWA）、『死者の民主主義』（トランスビュー）、『関西弁で読む遠野物語』（訳と解説／エクスナレッジ）ほか多数。
三好愛(みよし・あい)
1986年、東京都生まれ。イラストレーター。ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、『どもる体』伊藤亜紗(医学書院)、『某』川上弘美(幻冬舎)をはじめ数多くの本の装画や挿絵を担当するほか、クリープハイプのグッズデザインも手がけるなど、幅広く活動している。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です。
・配信はリアルタイムのみでご視聴いただけます。録画での視聴はできませんのでご注意ください。
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください。
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください。
【来店での参加につきまして】
・最大100名まで入る会場を貸切とした上で、最大人数10名と絞りゆとりを持って設営しております。
・来店での参加の際にはマスクの着用をお願いしております。
・店頭に消毒用のアルコールをご用意しておりますので入店の際にご協力をお願いいたします。
・ドリンクの提供は中止しております。
・来店チケットをご購入された方も配信でご覧いただけます。配信でのご視聴につきましては上記【配信での参加につきまして】をご確認ください。当日体調などに不安がある方はこちらをご利用ください。
【書籍付き配信での参加につきまして】
・国内に在住の方の送料につきましてはチケット代に含まれております。
・海外への発送をご希望の方はチケット申し込み時の住所入力欄に郵送を希望される住所をご記入ください。追ってこちらからご連絡させていただきます。
・イベント終了後、2〜3日以内に発送いたします。もし1週間以内に届かない場合は電話かメールでお問い合わせください。
・『五輪と万博』＋『ざらざらをさわる』セットでのご購入つきましては、お客様に送料をご負担いただきます（レターパックプラス(520円)での発送となります）。あらかじめご了承ください。
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
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