働きながら雑誌をつくる団体「WORLD YOUTH PRODUCTS」、カフェから生まれた小さな出版社「クルミド出版」。発行部数1000部以下、“リトルプレス”の可能性に挑む両者が、本の未来を真剣に考えるトークイベントを開催します!
ずいぶん前から“斜陽産業”と言われる出版業界。
そんな中でもリトルプレスと言われる自費出版は、数年前から盛り上がりを見せつつあります。
誰もが自分たちが表現したいものを自由に形にし、そこから様々な繋がりが生まれるリトルプレスは、夢と希望に満ち溢れた底知れぬ可能性が…ってほんと??
「結局友達にしか読んでもらえない自己満足の世界じゃないの?」
「収支成り立ってないんでしょ?」
「在庫ばっかり抱えてるんじゃない?」
「雰囲気だけで、中身はたいしたことないんじゃ?」
「無料でたくさんの情報が手に入る中、リトルプレスになんの価値があるの?」
いざ現実を目の前にしたとき、そこには可能性どころか“終わり”を感じさせる問題ばかり。
働きながら雑誌をつくるWORLD YOUTH PRODUCTS 編集長 川口と、カフェをやりながら出版するクルミド出版発行人 影山が、目を背けたい現実に存分に打ちのめされながら、悪戦苦闘の中に見えてきた希望を語ります。
<ゲストプロフィール>
影山 知明
西国分寺生まれ。大学卒業後、コンサルティング会社 McKinsey&Company に勤務。2000年退職し、独立系ベンチャーキャピタルを共同創業。2009 年4月より株式会社フェスティナレンテとして独立。
2008 年には生家の地に建てた、まちとつながるシェア型マンション「マージュ西国分寺」1階に、こどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」を開店。店舗でのお客さんとの出会いから、『10 年後、ともに会いに(寺井暁子著)』『やがて森になる(小谷ふみ著)』2冊の本を発刊。
ミュージックセキュリティーズ株式会社取締役。ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京創設メンバー。地域通貨ぶんじプロジェクト中心メンバー。
<WORLD YOUTH PRODUCTS プロフィール>
普通の会社員である 5 人が「働くこと」「将来のこと」をテーマとした雑誌を編集・発行する団体。2011 年から活動をスタートし、インドの「働く」を取材してまとめた創刊号を 2013年 2 月に発行。2013 年 8 月、雑誌の制作過程をすべて公開する試み「働く“合間”に雑誌をつくる展」を渋谷ヒカリエ Creative Rounge MOV 内「aiiima1」にて実施。2014 年 1月、そのイベントを書籍化した「WORLD YOUTH PRODUCTS Vol.0.5働きながら日本を探る」を発行。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。