今年8月7日に刊行された『99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』は、99歳にして今なお現役で働き続けるユダヤ人と、その孫のやりとりをまとめた本です。
とことん非常識に突き進み、一大で財を成したビジネスマンの大先輩である祖父。彼が同じく実業家である孫の悩みにこたえながら、人生で大切なことを教えるという内容で、多くの反響を得ています。本書に登場する孫、アダム・トレルさんはロンドンで邦画の配給業を営むイギリス人。最近では邦画製作にも携わり、東京に拠点を移した31歳です。
今回のイベントでは、スペシャルゲストにアダムと公私ともに親しい映画監督の園子温さんをお招きします。祖父同様“非道に”生き、映画を作り続ける園監督と語る、人生とは? 仕事とは? 成功とは? 著者の矢吹紘子さんを交え、日本映画業界の裏話も満載の夜を、どうぞお楽しみに。
●登壇者プロフィール
園子温(映画監督・詩人)
1961年愛知県豊川市生まれ。1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自殺サークル』『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『希望の国』など話題作を次々と発表。ヴェネチア国際映画祭等、国内外で高い評価を得る。最新作・前代未聞のラップミュージカル『TOKYO TRIBE』は興行収入2億円を突破する大ヒットに。
アダム・トレル(映画配給・プロデューサー)
1982年イギリス・ロンドン生まれ。22歳のときに配給会社Third Window Filmsを立ち上げる。『冷たい熱帯魚』『愛のむきだし』等、園作品のイギリスでの人気・知名度を確立した立役者。『希望の国』ではプロデューサーとして制作にも参加。ドラマ『みんな! エスパーだよ!』ではロシア人高校生セルゲイ役を熱演。趣味はDJ(ノーザンソウル)と日本の70~80年代マイナーアイドルグッズ収集。プロデュース作第二弾『福福荘の福ちゃん』(藤田容介監督)が11月8日公開。
矢吹紘子(ライター)
1978年福島県郡山市生まれ。大学卒業後、フリーライターとして『an・an』『Hanako』『POPEYE』などに寄稿。2008年渡英。10年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジにて「文化産業起業学」修士号を取得。2014年8月に初の著書『99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』(マガジンハウス)を上梓。発売から3か月で重版を重ねるヒット作となる。
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