11/27(水)15:00〜よりウェブ受付限定にて追加販売いたします。
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『ヴィタリナ(仮)』(2019)で本年のロカルノ映画祭の金豹賞、そして主演のヴィタリナ・ヴァレラもまた女優賞を受賞した、ペドロ・コスタ監督。
コスタ監督はこれまで、カメラを向ける被写体への深い洞察にもとづく作品を発表し続け、国内外で高い評価を得てきました。
コスタ監督が過去に東京で行った講義が、書籍『歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義』にまとめられたことから、その撮影技法、そして映画をめぐる思索にさらなる注目が集まっています。
今回は、最新作『ヴィタリナ(仮)』の日本プレミア上映のために来日するコスタ監督にお話をうかがいます。
対談相手として、小説、翻訳そして最近は戯曲も発表され、多面的な舞台でご活躍をされている小説家・仏語文学研究者の小野正嗣さんをお迎えします。
お二人には「創作の現場」をめぐる考え方についてお話いただきます。
夜々中の下北沢にて開かれるスペシャルトーク、ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
ペドロ・コスタ(ぺどろ・こすた)
映画監督。1959年、ポルトガルのリスボン生まれ。1989年、長編劇映画第一作『血』を発表。以後、『溶岩の家』(1994)、『骨』(1997)でポルトガルを代表する監督のひとりとして世界的に注目される。リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区で撮影した『ヴァンダの部屋』(2000)は日本で初めて劇場公開され高い評価を得た。その後、『映画作家ストローブ=ユイレ あなたの微笑みはどこに隠れたの?』(2001)、『コロッサル・ユース』(2006)、『何も変えてはならない』(2009)、『ホース・マネー』(2014)を発表。最新作『ヴィタリナ(仮)』(2019)はロカルノ映画祭で金豹賞と女優賞を受賞し、第20回東京フィルメックスにて日本プレミア上映が予定されている。
小野正嗣(おの・まさつぐ)
小説家、仏語文学研究者。1970年、大分県生まれ。『水に埋もれる墓』で朝日新人文学賞、『にぎやかな湾に背負われた船』(朝日新聞出版)で三島賞、『九年前の祈り』(講談社)で芥川賞受賞。著書に『残された者たち』(集英社)、『水死人の帰還』(文藝春秋)、『ヨロコビ・ムカエル?』(白水社)。訳書に、マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』(早川書房)、アミン・マアルーフ『アイデンティティが人を殺す』、『世界の混乱』(共にちくま学芸文庫)などがある。
※本イベントは途中退出自由です。是非、お客様のお時間の許す限りご参加ください。
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