※3月7日(土)更新
本イベントは新型コロナウイルス感染防止のため、当初予定しておりました店舗でのトークイベントは中止とし、インターネット配信での開催に変更といたしました。急な変更となりお客様にはご迷惑をおかけしております。当日ご来店いたいてもイベントをご観覧いただくことはできませんので、ご注意ください。
◎すでにチケットをご購入されたみなさまへ
イベントの配信が決定した場合、ご購入いただいたかたはご自宅や職場など、好きな場所でイベントを楽しんでいただけます。
詳細はお申し込みいただいたチケットサイトを通じてご連絡いたします。
また、チケットに含まれている1ドリンク代につきましては、今後、B&Bにいらしていただいた際に、イベントの開催日とお名前をおっしゃっていただければ、一杯分をご提供させていただきます。
キャンセルをご希望の方は、こちらのフォームよりご連絡ください。全額を返金させていただきます。
◎これからチケットをご購入されるみなさまへ
本イベントのチケット販売ページから、ドリンク代を除いた1500円+税での配信チケットをお買い求めをいただけます。
普段のイベントと違う形になってしまうこと、たいへん心苦しく思いますが、このような事態で、通常のイベント開催ができなくなった当店にとって、なるべくたくさんの方にお楽しみいただければと考えております。
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美術・写真評論家の清水穣さんの新著『デジタル写真論——イメージの本性』(東京大学出版会)の刊行を記念してトークイベントを開催します。
SNSやスマートフォンによって全面化するデジタル写真の本質とは何か? 本書では、誰もが抱くそのような素朴な問いを、「アナログ写真の他者」としてのデジタルの本性、モダニズム写真の成立前後やポストモダニズムへの転換期の再検討、デジタル写真の可能性を切り開く作家と作品の解析などを通して考察していきます。
その中の論考のひとつで、清水さんは松江泰治さんの写真を次のように評しています。
近年のデジタル写真技術は、もはやアナログ写真のネガでも模倣でもない新しい段階に来ており、写真のあり方を根本的に変容させつつある。当然、従来の写真が前提としてきたフレーム、ピント、トリミング等々といった概念も刷新されることになる。松江泰治の作品群とは、このような刷新の連続に他ならない。(「ありえない主体の変形」より)
本イベントでは、著者の清水穣さんと写真家の松江泰治さんのお2人を迎えして、評論家と表現者それぞれの立場から,デジタル写真の現在と未知の領域の可能性についてお話いただきます。どうぞご期待下さい。
【出演者プロフィール】
清水 穣(しみず・みのる)
1963年生まれ。美術・写真評論家、同志社大学グローバル地域文化学部教授。著書に『不可視性としての写真』(ワコウ・ワークス・オブ・アート、第一回重森弘淹写真評論賞受賞)、『永遠に女性的なる現代美術』(淡交社)、『白と黒で―写真と……』『写真と日々』『日々是写真』『プルラモン―単数にして複数の存在』『陶芸考―現代日本の陶芸家たち』(いずれも現代思潮新社)など。訳書に『評伝ゲルハルト・リヒター』(美術出版社)、『ゲルハルト・リヒター写真論/絵画論』(淡交社)、『シュトックハウゼン音楽論集』(現代思潮新社)などがある。
松江泰治(まつえ・たいじ)
1963年東京生まれ。写真家。世界各地の土地を独自のルールで撮影し、写真作品として発表している。1987年東京大学理学部地理学科卒業。1996年に第12回東川賞新人作家賞を、2002年に第27回木村伊兵衛写真賞をそれぞれ受賞。近年の写真集に『JP-34』(月曜社,2019年)、『Hashima』(月曜社、2017年)、『LIM』(青幻舎、2015年)、『JP-01 SPK』(赤々舎、2014年)、『世界・表層・時間』(NOHARA、2013年)、『TYO-WTC』(赤々舎、2013年)、『jp0205』(青幻舎、2013年)などがある。
イベントのご予約はこちらから!
本屋B&Bでは、環境保全の観点から、これまで無料でお渡ししておりましたレジ袋を、2020年3月1日より有料化いたします。
ビニール袋(小)→10円(税込)
紙袋(大)→50円(税込)
ご来店の際は、お買いもの袋などのご持参をご検討ください。
なにとぞご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら
・前売り券が売り切れの場合、追加販売の可能性がございます。追加販売のお知らせは発売の1日前にはホームページ上で告知をいたしますので、逐次ご確認ください。
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