※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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2011年に生まれた朗読劇『銀河鉄道の夜』。
小説家の古川日出男が、宮沢賢治の原作を公演ごとに新たなオリジナル脚本に仕上げ、
詩人の管啓次郎、ミュージシャンの小島ケイタニーラブ、
翻訳家の柴田元幸とともに上演活動をしてきました。
これまでの上演記録についてはこちらをご覧ください。
東北の地を思いつつ、
これまで全国20か所以上での公演を行ってきたこの朗読劇が、
活動10年目の今年、新しい脚本による映像作品
『コロナ時代の銀河-朗読劇「銀河鉄道の夜」』(河合宏樹監督)を発表することになりました。
多くのみなさまに安心して楽しんでいただけるよう、
今回は無観客野外で朗読劇の上演を行い、
その映像を編集した「コロナ時代の銀河」を無料公開します。
発車=公開は3月11日14時46分。多くの方のご乗車をお待ちしています。
さらにこの映像公開を記念して、3月11日の夜にイベントを企画しました。
震災への反応としてはじまったこの活動のこれまでや今回のプロジェクト、
コロナ時代についてなどの出演者、監督トークにくわえ、
「コロナ時代の銀河」の脚本を特別にアレンジして朗読する、
リーディング劇を上演します。
(参加に際して上記の映像をあらかじめごらんになっている必要はありません)
チケットを購入された方には、
これまでの公演のうち2つのヴァージョンの古川日出男オリジナル脚本
(『銀河鉄道の夜 さそりといたち』『銀河ロックンロール鉄道の夜』)の
PDFファイルをお送りします。※イベント後のお送りとなります
さらに河合宏樹が監督した朗読劇『銀河鉄道の夜』の
ドキュメンタリー映画「ほんとうのうた」のDVD付きチケットもご用意しました。
出演者全員のサインをつけて郵送します。
限定DVDですので、お見逃しなく。
2011年3月11日から今年で10年。
あの日のこと、あれからの10年のことを、
思い、考え、感じる時間をご一緒しませんか。
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【出演者プロフィール】
【出演者プロフィール】
古川日出男(ふるかわ・ひでお)
1966年生まれ。小説家。主な著書に『おおきな森』(講談社)、『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社、野間文芸新人賞・読売文学賞)、『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社、鮭児文学賞)、『LOVE』(新潮文庫、三島由紀夫賞)、『アラビアの夜の種族』(角川文庫、日本推理作家協会賞・日本SF大賞)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(新潮文庫)、『聖家族』(新潮文庫)、『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)など。戯曲に『冬眠する熊に添い寝してごらん』(新潮社、上演版演出・蜷川幸雄)、現代語訳に『平家物語』(河出書房新社)。最新刊は初のノンフィクション『ゼロエフ』(講談社)。朗読劇では脚本と演出を担当している。
■「古川日出男のむかしとミライ」
管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。詩人、明治大学理工学部教授(批評理論研究室)。主な著書に『コロンブスの犬』(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『野生哲学』(小池桂一との共著、講談社現代新書)など。『犬探し/犬のパピルス』(Tombac)ほか全7冊の日本語詩集と英語詩集 Transit Blues (University of Canberra) を発表している。訳書にサン=テグジュペリ『星の王子さま』(角川文庫)、エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』(角川書店)、エドゥアール・グリッサン『第四世紀』(インスクリプト)、パティ・スミス『Mトレイン』(河出書房新社)などがある。
■管啓次郎ホームページ
小島ケイタニーラブ(こじま・けいたにーらぶ)
1980年生まれ。音楽家。バンド「ANIMA」でデビュー後、『小島敬太』(WEATHER/HEADZ)、「It’s a cry run.」(スイッチパブリッシング/Rainy Day Records)、「はるやすみのよる」(愚音堂/Space Shower Music)をリリースした他、「NHK みんなのうた」に楽曲『毛布の日』を書き下ろす。台湾・香港でもCDデビュー、シンガポール、インドネシア、フィンランドなどの国際文芸フェスにも参加。著書に『こちら、苦手レスキューQQQ(絵・木下ようすけ)』、12曲のピアノ譜を収録した、野村喜和夫・朝岡英輔との共著『花冠日乗』、本名の小島敬太として柴田元幸との共編訳書『中国・アメリカ 謎SF』(すべて白水社)。
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。翻訳家。文芸誌「MONKEY」および英語版MONKEY責任編集。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、トマス・ピンチョン、エドワード・ゴーリー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、ジャック・ロンドン、マーク・トウェインなど翻訳多数。著書に『生半可な學者』(白水社、講談社エッセイ賞)、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)など。最近の訳書にミルハウザー『ホーム・ラン』(白水社)、ギンズバーグ『吠える その他の詩』(スイッチパブリッシング)など。
河合宏樹(かわい・ひろき)
学生時代から自主映画を制作。東日本大震災以降は、ミュージシャンやパフォーマーらに焦点を当てた撮影を続けた。2014年に古川日出男らが被災地を中心に上演した朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動に密着したドキュメンタリー作品『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って〜』を発表。2016年、七尾旅人が戦死自衛官に扮した初のライブ映像作品『兵士 A』を監督した。2017年には飴屋法水と山下澄人の初タッグ作品『コルバトントリ、』の公演を映像化。2020年2月に“ろう”の写真家、齋藤陽道の子育てを通じコミュニケーションのあり方にフォーカスした「うたのはじまり」を発表した。
■河合宏樹ホームページ
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