廣田周作×佐藤尚之（さとなお） 「今の広告会社で生き生きしている人はどんな仕事をしているのだろう？」 ～廣田周作『シェアードヴィジョン』（宣伝会議）出版記念

ビジネスのデジタルシフト、ソーシャル・メディアの生活者への浸透によって、広告ビジネスも大きな変革期のまっただ中にいます。

コミュニケーションが複雑化の一途を辿る中で、クライアント（広告主）は既存の「メニュー」（メディアやCMクリエーティブ）」をそのまま並べるだけでは、もはや全く満足してくれなくなってきています。実際、市場は右肩下がり。一部には、デジタルシフトによって代理店不要論さえ出てきています。

広告会社の中には、「昔に比べて声がかからなくなった。面白い仕事ができなくなった」そんな切ない不満をもらす人たちも少なくありません。

しかし、一方、広告会社の中には、新しい領域を切り開き、忙しくも、生き生きと仕事をしている人たちも多数存在します。彼らは一体どのような仕事をしているのでしょうか？

既存のシステムを守るだけではなく、創造的に破壊しながら、新たなコミュニケーション・ビジネスを作っていく人たちは何を考えているのか？何をしようとしているのか？

「昔は良かった」ではなく、「これからの面白さ」を作るにはどうすれば良いのか？

『シェアードヴィジョン』（宣伝会議）を発売したばかりの電通の廣田周作氏が、師として仰ぐ元電通・現株式会社ツナグ代表のさとなおこと佐藤尚之氏（主な著書に『明日の広告』『明日のコミュニケーション』（共にアスキー・メディアワークス）など）をゲストにお迎えし、世代を超えたこれからの（非）広告論を繰り広げます。