川島雄三監督はことし6月11日に没後50年を迎えます。
生きるかなしみとよろこびを変幻自在のスタイルで描いた作品群は、いまなお魅惑を放ちつづけ、カルト的な人気を誇っています。
今回のイベントでは『人も歩けば』で川島作品に初出演、成瀬巳喜男との共同監督作『夜の流れ』や最後の作品となった『イチかバチか』など、
6本の川島作品に出演した女優の横山通乃さん(旧芸名・横山道代)をゲストにお迎えして、川島監督の思い出や出演時のエピソードについて、たっぷり語っていただきます。
聞き手は『川島雄三 乱調の美学』(ワイズ出版)の編者でもある映画ライターの磯田勉さん。
日本のテレビ黎明期に里見京子さん・黒柳徹子さんとともに「NHK三人娘」として親しまれ、東宝の名傍役として活躍したベテランの横山さんだけに、
フランキー堺や森繁久彌をはじめとする共演者や監督にまつわる豊富なエピソードも飛びだすかもしれません。
懐かしい映像とともにお送りする2時間、どうぞお楽しみください。