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宇野亜喜良✕串田和美✕明緒『わたしの上海バンスキング』 出版記念トークイベント~ものづくりの原点 60年代といま~

宇野亜喜良✕串田和美✕明緒『わたしの上海バンスキング』 出版記念トークイベント~ものづくりの原点 60年代といま~


日本演劇史に残る不朽の名作「上海バンスキング」誕生の背景を、写真と文章で再現した『わたしの上海バンスキング』(明緒著
愛育社刊)の出版を記念して、トークイベントを行います。

演劇ファンの方はもちろん、60年代に興味のある方は必見です!

1979年の初演以来、435回もの公演が行われた劇団「オンシアター自由劇場」による『上海バンスキング』(斎藤憐作/串田和美演出・出演・美術)。
台本、キャスト、音楽、演奏のすべてが日本人によるオリジナルの音楽劇である同作は、時代背景と相俟って、観客のみならず、さまざまなジャンルのアーティストに影響を与えました。

人気絶頂の最中にあった1994年、劇団主宰者である串田和美により、突然、舞台は封印され、ほぼ同時期に劇団も解散。以来、2010年の再演までその幕が上がることはなく、伝説の舞台として人々に語り継がれました。

2010年に16年振りの再演を見た写真家明緒は、その内容に衝撃を受け、日本のジャズや演劇(小劇場)の黎明期、安保闘争、演出家と劇作家の関係、役者たちの出会いを当時の証言を元に紐解き始め、現在の上海をも撮影。

串田和美の妻でもある明緒は“遅れてやってきた観客”として、独自の視点で「上海バンスキング」の生まれた経緯、当時の様子を写真と文章で綴り、『わたしの上海バンスキング』を出版しました。

今回のイベントでは、同作の装丁監修であり、寺山修司率いる天井桟敷の舞台監督を務めるなど、60年代からクリエイターとして第一線を走り続けて来たイラストレーターの宇野亜喜良と演出家の串田和美が、著者の明緒を交え、当時から変わらないものづくりの原点について語ります。


出演者宇野亜喜良
串田和美
明緒

出版社愛育社

開催日時20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料1500yen + 1 drink order