ソーシャル&エコ雑誌としてリニューアルをした月刊『ソトコト』。
2月号の特集は日本各地の移住情報が満載の
「日本の地方に住んでみる」です。
そんな『ソトコト』が最も注目しているのが、株式会社 巡の環の阿部裕志さんと信岡良亮さんのおふたりです。彼らは島根県・隠岐諸島にある海士町に移住をし、地域の魅力化を事業とする会社を起業。その経緯が『僕たちは島で、未来を見ることにした』(木楽舎)という一冊の本にまとめられました。島と地域と未来の入門書として、移住を考える人は必読です。
当イベントでは巡の環のおふたり、本書のブックデザインをされた尾原史和さん(soup design代表)、本書の企画と編集を担当された森オウジさんをおむかえし、本書の出版秘話から、地域に暮らし働くことについておはなしいただきます。
また『ソトコト』移住特集の話も交え、「ソーシャル・ターン」「ダブル・ローカル」といった新しいキーワードをもとに、その魅力についてお伝えします。日本の地方に興味のある方必見です!
(出演者プロフィール)
株式会社 巡の環
島根県は隠岐諸島の海士町にある「まちづくり会社」。海士町の魅力化を行い、島に根付く「地域づくり事業」をはじめ、イオングループなどが参加する企業研修・五感塾などの島から学ぶ「教育事業」、特産品販売やweb制作などの島を伝える「メディア事業」の3つを基幹事業とし、リアルとWebを問わず様々なイベントを企画運営する。現在、これらの知見を活かし、島の学びを発信するための「島の学校」づくりに奮戦中。
読者のみなさんと海士をつなぐ「株式会社 巡の環」サイト
http://www.megurinowa.jp
海士特産品のショッピングサイト「海士Webデパート」
http://www.ama-webdepart.com
阿部裕志(あべ・ひろし)
株式会社 巡の環 代表取締役
1978年生まれ。愛媛県出身。京都大学大学院(工学研究科)修了後、トヨタ自動車株式会社入社。生産技術エンジニアとしての新車種の立ち上げ業務に携わる。4年目で退社し、海士町へ移住。2008年1月、株式会社 巡の環を仲間と共に設立。2011年4月より海士町教育委員に就任。
信岡良亮(のぶおか・りょうすけ)
株式会社 巡の環 取締役/webプロデューサー
1982年生まれ。大阪府出身。同志社大学商学部卒業後、東京でweb制作のベンチャー企業に勤める。2年半の勤務の後退社。資本主義経済のオルタナティブを模索して2007年11月に海士町へ移住。2008年1月、株式会社 巡の環を仲間とともに設立する。
尾原史和(soup design代表)
グラフィックデザイナー/アートディレクター。
1975年高知県生まれ。1999年に、建築家らとともに「SOUP DESIGN」を結成。現在はグラフィックと建築に分かれ、ともにスープデザインとして活動中。グラフィックでは本を中心として、雑誌のアートディレクションから書籍やカタログ・広告、展覧会のグラフィックデザインなどを手がける。2009年より、新たに「PLANCTON」を設立し、マルチプル・レーベルとして作品集などの出版から靴などジャンルに関係なく展開している。2010年にプランクトンの空間として「Raum1F」を開設。
森オウジ(フリーライター)
STUDIO VOICE、CINRA.NETなどでカルチャー系のインタビュー記事を書き、現在は単行本の編集・ライティングをメインに活動。尾原史和著『逆行』(ミシマ社)での構成、成毛眞著『成毛眞のスティーブ・ジョブズ』(KKベストセラーズ)での編集・構成などを手がける。
2013/01/20 Sun -
ソトコト編集部×巡の環×尾原史和×森オウジ ソトコトpresents『僕たちは島で、未来を見ることにした』(木楽舎)刊行記念トークイベント日本の地方に住んでみる
- 09/27 Wed 綿野恵太×樋口恭介
「マシな未来を創造するための〈逆張り・ポスト逆張り〉考」
『「逆張り」の研究』(筑摩書房)刊行記念 - 09/28 Thu やついいちろう×トミヤマユキコ
「宮沢章夫を思う脱力の夜」
『きょうはそういう感じじゃない』(河出書房新社)刊行記念 - 09/29 Fri 池田稔×黒川文雄
「ゲーセン、ビデオゲームの灯をともせ」
『ゲーセン戦記』(中央公論新社)
『ビデオゲームの語り部たち 日本のゲーム産業を支えたクリエイターの創造と挑戦』(DU BOOKS)W刊行記念 - 10/01 Sun 青木由弥子×水島英己
「野のうへは なほ光ありしや―戦時下の“抒情”を考える」
『伊東静雄―戦時下の抒情』(土曜美術社出版販売)刊行記念対談 - 10/02 Mon 大島依提亜×木村和平
「『アンダーカレント』の世界観」
映画『アンダーカレント』公開記念 - 10/03 Tue 橋口幸生×田中泰延
「健康に良い言葉、悪い言葉とは?」
『言葉ダイエット』(宣伝会議)5刷記念 - 10/05 Thu 信田さよ子×武田砂鉄
「なかったことにするもんか会議」
『家族と厄災』(生きのびるブックス)
『なんかいやな感じ』(講談社)W刊行記念 - 10/06 Fri うえはらけいた×藤井亮
「“ゾワワ”の神様の正体を藤井さんと考える」
『ゾワワの神様』(祥伝社)刊行記念 - 10/07 Sat 今野晴貴×奥貫妃文×竹信三恵子
「コロナ禍は誰を直撃したのか?
──女性・ケアワーカー・非正規労働者」
『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版)
『女性不況サバイバル』(岩波書店)W刊行記念 - 10/08 Sun 大塚篤司×幡野広志
「医師と患者の新しい関係」
『皮膚科医の病気をめぐる冒険』(新興医学出版社)刊行記念 - 10/09 Mon 川上康則×風間暁
「「生きたい、行きたい」と思える学校にするために」
『不適切な関わりを予防する 教室「安全基地」化計画』
(東洋館出版社)刊行記念イベント - 10/11 Wed 柴崎祐二×伏見瞬×パンス
「新しいムーブメントは、リバイバルとともに生まれる」
『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす』(イースト・プレス)刊行記念 - 10/12 Thu 川野芽生×高田怜央
「文学はつねにすでに翻訳である」
『奇病庭園』(文藝春秋)
『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)W刊行記念 - 10/13 Fri 村井理子×酒井順子
「母には振り回されてきたけれど~娘から見た昭和を生きた母親たち」
『実母と義母』(集英社)刊行記念 - 10/14 Sat 岡本仁×オオヤミノル×堀部篤史
「コーヒーブレイクのディスクール」
『ぼくのコーヒー地図』(平凡社)刊行記念 - 10/14 Sat 御代田太一×村上靖彦
「救護施設からのぞく社会」
『よるべない100人のそばに居る。』(河出書房新社)刊行記念 - 10/15 Sun 博報堂生活総合研究所×谷川嘉浩×原カントくん
「“消齢化”社会ってなんだ!?年齢に関係なく価値観でつながる時代を生きる」
『消齢化社会 年齢による違いが消えていく! 生き方、社会、ビジネスの未来予測』(集英社インターナショナル)
刊行記念 - 10/17 Tue 村上由鶴×長島有里枝
「日常の違和感から始まる」
『アートとフェミニズムは誰のもの?』(光文社)刊行記念 - 10/18 Wed 鈴木俊貴×水野太貴
「動物言語学とは何か?」
『動物たちは何をしゃべっているのか?』(集英社)刊行記念 - 10/20 Fri 高木瑞穂×大泉りか
「異なる視点であぶりだす、“立ちんぼ”と“ホス狂い”の深い闇」
『ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春』(鉄人社)刊行記念 - 10/21 Sat 横道誠×頭木弘樹
「マコトクアドラプルの2DAYS〜旅・民話・地域編〜」
『グリム兄弟とその学問的後継者たち―神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房)
『解離と嗜癖──孤独な文学研究者の日本紀行』(教育評論社)刊行記念 - 10/22 Sun 横道誠×小川公代
「マコトクアドラプルの2DAYS〜当事者・ケア・世界文学編〜」
『発達障害の子の勉強・学校・心のケア――当事者の私がいま伝えたいこと』(大和書房)
『村上春樹研究──サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』(文学通信)
『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)刊行記念 - 10/26 Thu 渡名喜庸哲×西谷修
「フーコー、ドゥルーズ、デリダ以後を読む——変容する『いま』を哲学するということ」
『現代フランス哲学』(筑摩書房)刊行記念 - 10/31 Tue スケザネ×山下紘加
「本の扉をあけて 山下紘加と語る読書の喜び」
『煩悩』(河出書房新社)刊行記念 - 11/01 Wed 羽生有希×中村香住×深海菊絵×松浦優
「フツーの恋愛、性愛ってなに?」
『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』(左右社)刊行記念 - 11/19 Sun 伊藤桃×がみ
「てっけん!第4回」 - 11/29 Wed 加藤優一×御手洗龍×山道拓人×飯石藍
「銭湯と建築がひらく、都市の公共性」
『銭湯から広げるまちづくり
小杉湯に学ぶ場と人のつなぎ方』(学芸出版社)刊行記念