すべての道はどこかに通じる、コロラドの道は夜空にも東京にも通じる。
大陸の高原から太平洋の片隅の島へ、ナローパから下北沢へ。
ロッキー山脈のふもとにあるナローパ大学
ジャック・ケルアック・スクールの中心人物ミシェル・ナカ・ピアスが来日。
人種のはざまを描く新作詩集 『Continuous Frieze Bordering Red』は国際的に高く評価されています。
英語/日本語で表現する最前線の詩人たちによるバイリンガル朗読会!
テクストの対訳も用意します。ふるってご参加ください。
【ナローパ大学】
コロラド州ボウルダーにある私立大学。
仏教思想により運営され茶道や禅が詩やアートの教育に反映されている。
ジャック・ケルアックの名を冠した詩のスクールは
アレン・ギンズバーグとアン・ウォルドマンにより創立された。
いまなおビートの流れをくんだ詩人たちのメッカ。
Michelle Naka Pierce ミシェル・ナカ・ピアス
日米混血の詩人、東京生まれ。チベット仏教思想に立って創設されたナローパ大学ジャック・ケルアック・スクールのディレクターとして「ディスエンボディード・ポエティクス」を実践し、かつ教える。アーティスト、ダンサー、映像作家との協同も多く、国際的な活動をくりひろげている。詩集にContinuous Frieze Bordering Red(2012年、ポエツ・アウト・ラウド賞)、She, A Blueprint(2011年、スー・ハモンド・ウェストのアート作品と)、Beloved Integer(2007年)、TRI/VIA(2003年、ヴェロニカ・コーパスとの共著)などがある。
管啓次郎 すが・けいじろう
詩人、比較文学者。1958年生まれ。明治大学理工学研究科ディジタルコンテンツ系主任。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』『本は読めないものだから心配するな』『斜線の旅』(読売文学賞)など。詩集に『Agend’Ars』『海に降る雨』などがある。
高野吾朗 たかの・ごろう
広島市出身。1966年生まれ。現在、佐賀大学医学部准教授(社会医学講座)。京都大卒。東京大学大学院総合文化研究科で修士号(米文学)を、ハワイ大学マノア校英文学部(創作科)で博士号を取得。主な作品に、長編小説With One More Step
Ahead(2009年)と、詩集Responsibilities of the Obsessed(ともにニューヨークBlazeVOX社、2013年)がある。
田中庸介 たなか・ようすけ
詩人、細胞生物学者。1969年東京に生まれる。ジャンルを超えた活動を続け、詩の領域を拡げている。1989年「ユリイカの新人」としてデビュー、詩誌「妃」を主宰、自作詩をノーマイクで聲に載せるプロジェクト《詩人の聲》に出演中。これまでに「現代詩手帖」「短歌現代」「詩客」各誌で時評を担当、俳句誌「ににん」に「わたしの茂吉ノート」を連載する。詩集に『山が見える日に、』(思潮社、1999年)、『スウィートな群青の夢』(未知谷、2008年)。ジェフリー・アングルスによる翻訳がウェブマガジンPoetry International Webに特集されている。
永井真理子 ながい・まりこ
散文家・翻訳家。1974年東京生まれ。ヨーロッパ・アメリカで20年近く生活したのち1998年に東京へ移り住む。プッシュカート賞、ユネスコ財団芸術補助金、ロックフェラー財団べラジオフェローシップ、アカデミーシュロスソリチュードフェローシップ等世界各地の芸術財団と作家協会からフェローシップや賞を受賞。著書として詩集Histories of Bodies、短編集Georgic: Stories、散文集Instructions for the Living等。
2013/06/02 Sun -
コロラドの道、東京の道 日系詩人ミシェル・ナカ・ピアスを囲んで〜詩の朗読会〜 ミシェル・ナカ・ピアス ×管啓次郎 ×高野吾朗 ×田中庸介 ×永井真理子
出演者ミシェル・ナカ・ピアス
管啓次郎
高野吾朗
田中庸介
永井真理子
開催日時 15:00〜17:00(14:30開場)
開催場所 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 1500yen+500yen/1drink order
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