設立から約5年――。一冊一冊こだわりぬいた本づくりで多くの読書人に支持されるひとり出版社「夏葉社」は、どのように生まれ、歩んできたのか。
編集未経験からの単身起業、ドタバタの本の編集と営業活動、忘れがたい人たちとの出会い……。いまに至るまでのエピソードと発見を、心地よい筆致でユーモラスにつづった島田潤一郎さん著『あしたから出版社』が、晶文社から刊行されました。
島田さんご本人の自叙伝ともとれる本書には、20代、本を読むことにあけくれながら、アルバイトで生計を立て、これからの生き方を、そして、本を読むたのしさやよろこびをカタチにできるよう模索していた日々のことや、30代、これまでの活動と経験が血肉となって結ばれはじめたことなど、「本」というキーワードを別の何かに置き換えても、夢を持つ人の胸を打つ内容になっています。
そこでB&Bでは、本書発売を記念してトークイベントを開催します。
対談のお相手にお迎えするのは、ピースの又吉直樹さん。
芸人として活躍する夢を持ちながら、同時に本を愛し、その二つをこれからの生きるみちしるべにしてこられた又吉さん。芸人のお仕事が軌道に乗り出した頃、2009年に、書店で手に取った一冊の本をきっかけに「夏葉社」という出版社に、そして、島田さんという人の生き方に魅了されたといいます。
ファン垂涎のイベントになること間違いなし。
どうぞおたのしみに!
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