これからの執筆・編集・出版にまつわるサイト「DOTPLACE」でとりわけ人気を集める、研究者/映像作家の菅俊一さんによる連載コラム「まなざし」。読むこと/書くこととその周辺に潜む日常の違和感を丁寧に紐解いていく数々の手記は、去る7月に一冊の電子書籍として刊行されました。
“形を持たない”本を作る過程で生じるさまざまな価値判断や、それを売るということ、そして現在展開中の型破りな『まなざし』のプロモーションの試みの始まりについて、今回は特別にお話しします。
★トーク後、来場者の方に『まなざし』電子書籍データへのサイン会(史上初?)を開催します!
第1部:「『まなざし』ができるまで」
菅俊一×山本晃士ロバート(ユーフラテス/『まなざし』カバーデザイン)
第2部:「『まなざし』を売ること/「開く」こと」
菅俊一×水野祐(弁護士/シティライツ法律事務所代表)
+『まなざし』電子サイン会
聞き手:内沼晋太郎、後藤知佳(ともにNUMABOOKS)
【プロフィール】
菅俊一
1980年東京都生まれ。研究者/映像作家。人間の知覚能力に基づいた新しい表現の在り方を研究し、映像や展示、文章をはじめとした様々な分野で活動を行なっている。主な仕事に、NHK
Eテレ「2355/0655」ID映像、modernfart.jpでの連載「AA’=BB’」、著書に「まなざし」(ボイジャー)、「差分」(共著・美術出版社)など。2014年4月より多摩美術大学美術学部統合デザイン学科の専任講師に就任。
http://syunichisuge.com/
山本晃士ロバート
1979年生まれ。ユーフラテス所属のアートディレクター。近年の仕事に、NHK
Eテレ『2355・0655』『ピタゴラスイッチ』のコーナー映像制作、『考えるカラス』ロゴデザイン、21_21 DESIGN
SIGHT『“これも自分と認めざるをえない”展』展示制作およびアートディレクションなど。
水野祐
弁護士。シティライツ法律事務所代表。武蔵野美術大学非常勤講師(知的財産法)。Arts and Law代表理事。Creative
Commons Japan理事。Fab Commons(FabLab
Japan)などにも所属。音楽、映像、出版、デザイン、IT、建築不動産などの分野の法務に従事しつつ、カルチャーの新しいプラットフォームを模索する活動をしている。共著に『クリエイターのための渡世術』(ワークスコーポレーション)、共同翻訳・執筆を担当した『オープンデザイン―参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』(オライリー・ジャパン)などがある。[Twitter]@taaaaaaaaaask
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