岡和田晃×マーク・ウィンチェスター 「私たちはなぜこの本を編んだか」 『アイヌ民族否定論に抗する』（河出書房新社）刊行記念

札幌市議の「アイヌ民族、いまはもういない」発言。ネット上にあふれ、街頭にも飛び出したアイヌへのヘイトスピーチ。これらに多様な論者が「NO」を突きつける初めての一冊。緊急刊行！

執筆者：榎森進、池澤夏樹、香山リカ、テッサ・モーリス=スズキ、寮美千子、木村友祐、くぼたのぞみ、中村和恵、結城幸司、青木陽子、大野徹人、山科清春、新井かおり、上村英明、丹菊逸治、金子遊、長岡伸一、坂田美奈子、倉数茂、村井紀、友常勉（掲載順）

　　　

批評家の岡和田晃さんと、アイヌ近現代思想史研究者のマーク・ウィンチェスターさんが、共編で刊行した『アイヌ民族否定論に抗する』。
岡和田さんがご自身のHPにて「本書ではどのような立場を自認して発言するのかについては、寄稿者それぞれの判断に一任しており、むしろ、そこにこだわっています。最も重要で、かつ寄稿者の方々に共通するのは、アイヌへのヘイトを許さないという一点です。」と紹介しているように、
ひとつの共通点をもった人々が、あらゆる立場から、アイヌについての文章を寄せている本です。
この本が生まれた経緯と内容の紹介、出版をとおして世界に問いを投げかける意味など、お２人がいま考えていることを、２時間じっくり、お話いただきます。


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