写真家の広川泰士さんによる最新写真集『BABEL ORDINARY LANDSCAPES』が、3月5日に赤々舎より刊行されます。
地球との関係、宇宙との関係において、人間の存在と営みを表し続けてきた広川さん。
本書に収録される写真群は、人間が自然を破壊した風景、自然が自らの居場所を奪還しようとする風景、地震と原発がもたらした風景、インフラ、都市のスクラップアンドビルドなどが展開されており、人影がほぼ写っていないながらも、未来へ向かおうとする人類へのメッセージとも見てとることができます。
今回B&Bでは、『BABEL ORDINARY LANDSCAPES』刊行を記念してイベントを開催します。
対談のお相手には、BACH代表・ブックディレクターの幅允孝さんをお迎えいたします。
広川さんと幅さんは、昔から写真について語り合う仲であり、広川さんが参加した2006年の第1回ゼラチンシルバーセッションでは、幅さんが企画構成、コーディネーターとしても参加されました。
今回のイベントでは、写真集に収められた風景をもとに、有史以来、創造し、自ら破壊し、また自然によって破壊される事を繰り返し生きて来た人を見つめるとともに、創る事が出来ると信じる未来について語っていただきます。
「……とは言え、撮影裏話しなどの楽しいトークをします。」とのコメントも、広川さんからいただきました!
また、品川のキャノンギャラリーでは、2月13日(金)〜3月24日(火)の間、同タイトルの写真展を開催中です。
どちらもお楽しみに!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。