なぜ、今、CMなのか?
理由は簡単です。
日本の広告は、CMで作られてきたからです。
メディアとしてのTVの価値が、落ちてきたと言われていますが、
コンテンツとしてのCMの力は、これまで以上に重要になっています。
CMは、今、必要とされている映像表現のクラフトの全てが統合されたものです 。
映像、音、そして言葉、そして、なによりも重要なコンセプト・ワーク。
それらの全てをもう一度、総合的に考えることによって、
皆さんに新たな武器をもたらすことができると思います。
鏡 明
今、CMを目指したり、CMの仕事をしている若い人たちは
あらゆる意味で「孤立」していると思います。
会社からも、上司からも、先輩からも、同僚からも、
そして社会からも切り離されていると感じています。
単なる「教える」ことではなく
彼らの悩みや、仕事の評価も含めて
「相談」を受けとめられるような、お互いがそのことで成長できるような
「教室」になると良いですね。
小田桐 昭
本イベントでは、日本のテレビCMの草創期から携わってきた小田桐昭氏と、電通時代に小田桐班としてCM制作のキャリアをスタートした作家の鏡明氏が、過去に放映された実際のCMの映像とともに、テレビCMの過去・現在・未来について熱く語り、参加者とともに「CM」というものについて本気で考える「教室」にしたいと考えています。
優れたCMは世界を変えることが出来ます。
そうした例を検討しながら、話を進めます。
最近増えてきた公共CM、そして社会的なメッセージを含んだCMについての論議もあります。けれども、優れたCMは、必然的に世の中をよりよくしていくはずです。
広告、そしてCMの本質について考えます。
【小田桐さん、鏡さんへの質問を募集中です】
質問の件名に「【小田桐昭さん鏡明さんに質問】と入れて、
以下のメールアドレス宛にお送りください。
hello<AT>bookandbeer.com
※<AT>の部分は「@」に直してお送りください。
【出演者プロフィール】
小田桐昭(おだぎり・あきら)
クリエイティブ・ディレクター。
1938年北海道生まれ。1961年、金沢市立美術工芸大学グラフィックデザインコース卒業。同年、株式会社電通に入社。広告のクリエーティブディレクションに従事。松下電器、国鉄、東京海上、資生堂などのクリエーティブディレクション。トヨタ自動車、サントリー等のクリエーティブ・スーパーバイザー。テレビ広告電通賞、サンケイ広告大賞、ACCグランプリを数回受賞。ほかに、カンヌ国際広告映画際金賞、銀賞、IBM部門賞、クリオ賞など海外でも多数受賞。広告のディレクション以外に、絵本、雑誌、装丁のイラストレーションも手がける。
鏡明(かがみ・あきら)
(もちろん作家だが、ここでは)クリエイティブ・ディレクター。
1948年山形県生まれ。1971年株式会社電通入社。ACC賞、 カンヌ、 アドフェストをはじめとする国内外の広告賞で受賞多数、また審査員を務める。2002年アジア最大の広告賞アドフェストで アジア人初の審査委員長を務め、2009年カンヌ国際広告祭では日本人初の審査委員長に就任。
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2015/06/15 Mon -
小田桐昭×鏡明「CMは世界を変えることができるのでしょうか?」白熱CM教室
- 06/27 Mon 鳥羽和久「『推し』の文化論ライブ」
- 06/29 Wed 佐々木ののか×青山ゆみこ
「推しと雑談ー私をケアしてくれる本、だけどケアってなんだろう?」
『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(亜紀書房)刊行記念 - 06/29 Wed オスカール・ナカザト×武田千香×福嶋伸洋
「異郷へのサウダージ!?ブラジル文学への招待」
『ニホンジン』(水声社)刊行記念 - 06/30 Thu 島塚絵里×ラウラ・コピロウ
「フィンランドらしい暮らしの楽しみ方」
『フィンランドで気づいた小さな幸せ365日』(パイインターナショナル)刊行記念 - 07/01 Fri 太田秀樹×金田有浩
「いまなぜ “歌謡曲” なのか? その答えは『黄金の6年間』にあり!」
『黄金の6年間 1978-1983 〜素晴らしきエンタメ青春時代』(日経BP)刊行記念 - 07/02 Sat 山崎泰寛×本橋仁×勝原基貴×熊谷亮平×吉江俊
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CŌEM「GeoPossession 声のトポス」スペシャルトークイベント(「現代詩手帖」連動企画) - 07/10 Sun 邵丹×柴田元幸
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『物語のカギ「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』
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