1970年代をピークに現在まで脈々と受け継がれる、過剰なエネルギーに満ちた「やりすぎ」マンガの数々。それらの作品について、時代性や世相との関連を読み解きながら熱く論じた『やりすぎマンガ列伝』の刊行記念イベント。
『やりすぎマンガ列伝』の著者であるマンガ解説者の南信長さんに、同書の読みどころや執筆秘話などを紹介してもらいつつ、書中には盛り込めなかったエピソードやマニア垂涎の資料などを大公開。
さらにはゲストとしてコラムニストのブルボン小林さんをお招きし、かなり濃厚な(やりすぎな!?)マンガトークを展開していきます。
進行・茶坊主役は編集者/記者でビジネス書ウォッチャーの漆原直行が担当。
【プロフィール】
南信長(みなみ・のぶなが)
1964年大阪府生まれ。マンガ解説者。各紙誌でマンガガイドを執筆。朝日新聞読書面 コミック欄は10年以上続く連載となっている。著書『現代マンガの冒険者たち』 『マンガの食卓』(ともにNTT出版)、編共著『消えたマンガ雑誌』(メディ アファクトリー)、『文藝別冊・総特集いしいひさいち』(河出書房新社)など。 2015年より手塚治虫文化賞の選考委員も務める。
ブルボン小林(ぶるぼん・こばやし)
1972年生まれ。コラムニスト。00年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。常にニッチな媒体を渡り歩き、北海道新聞、週刊文春などのメジャー誌から、スウェーデンの雑誌やメルマガなどでも連載を持つ。著書『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(ちくま文庫)、『ゲームホニャララ』(エンターブレイン)、『マンガホニャララ』『マンガホニャララロワイヤル』(ともに文藝春秋)など。
漆原直行(うるしばら・なおゆき)
1972年東京都生まれ。編集者/記者、ビジネス書ウォッチャー。著書に『読書で賢く生きる。』(中川淳一郎氏、山本一郎氏と共著/ベストセラーズ)『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』(マイナビ)など。トーク系の仕事では、不惑を過ぎてもまったく衰えない小僧気質と、どんなに雑な球でも拾ってしまうレシーブ力を武器に、進行役(太鼓持・茶坊主兼任)を務めることが多い。
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