Art Bridge Institute は、アートが現代社会においてジャンルや地域を横断しながら、人と人のつながりを作り出してゆくことについて、その研究や実践に取り組む団体です。
年に2回、国内外で取り組まれているアートプロジェクトや、アートの実践者をリサーチし、それらの活動に“ブリッジ”をかけるべく、『ART BRIDGE』という機関誌を発行しています。(http://a-b-i.info)
今回のトークでは、「ART BRIDGE」に携わる、港千尋(編集長)、川村庸子(編集)、加藤賢策(アートディレクション・デザイン)の3人が、それぞれが人生を変えるような出会いをした、印象深い雑誌や本を紹介しながら、印刷物やメディアの可能性について語り合います。
川村庸子(編集者)
1985年、埼玉県生まれ。学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科卒。在学中からasobot inc.に参加し、ディレクターとして、企画・編集・地域のリサーチを行う(〜2014年)。主な編集した媒体は、『GENERATION TIMES』(ラフォーレ原宿、2004〜10年)、『earth code』『survival ism』(ダイヤモンド社、2010年、11年)、WEB『復興の教科書』(文部科学省、2014年)。NPO法人「シブヤ大学」企画・運営・姉妹校移転(2006〜10年)。オルタナティブスペース「undō」代表(2014〜15年)。近年は、『トヨタ・子どもとアーティストの出会い この12年間の出会いは何をもたらしたのか?』、大小島真木特製BOOK『鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして。 』などの編集を担う。
加藤賢策(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
1995年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科入学。2000年同学科卒業。2002年同武蔵野美術大学大学大学院視覚伝達デザインコース修了(プログラミングによるダイアグラム/地図の研究)。同年より視覚伝達デザイン学科研究室に助手として勤務。2006年株式会社東京ピストル設立。同社退社後2013年7月株式会社ラボラトリーズ設立。アートディレクター/デザイナーとしてグラフィックデザイン、ブックデザイン、WEBデザイン、サインデザインなどを手がける。主な領域はアートや建築、思想など。株式会社ラボラトリーズ 代表取締役、武蔵野美術大学・女子美術大学非常勤講師。
港千尋
1960年神奈川県生まれ。写真家・著述家。Art Bridge Instituteディレクター。
大学政治経済学部卒業。2013年より国際交流基金国際展事業委員を務める。群衆や記憶など文明論的テーマをもちつつ、研究、作品制作、展覧会、出版、キュレーション等、幅広い活動を続けている。
著作『記憶-創造と想起の力』(講談社/1996)でサントリー学芸賞、展覧会「市民の色」で伊奈信男賞を受賞。2006年に釜山ビエンナーレ共同キュレーターを、2012年に台北ビエンナーレ共同キュレーターを務める。2007年にはヴェネツィアビエンナーレ国際美術展日本館のコミッショナーも務めた。あいちトリエンナーレ2016 芸術監督。
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2016/02/18 Thu -
港千尋×加藤賢策×川村庸子
「言葉の宇宙船 vol.2
~印刷物と思想の共有をめぐって~」
- 09/13 Sat 中村拓哉×磯部涼
「日本語ラップと日本社会—右傾化・ストリート・ネオリベラリズム」
『日本語ラップ 繰り返し首を縦に振ること』(書肆侃侃房)刊行記念 - 09/14 Sun 鶴見済×鴻上尚史
「みんな同じでなくていい――日本社会の生き苦しさ」
『人間関係を半分降りる 増補版』(ちくま文庫)刊行 - 09/15 Mon 太田メグ×岡田啓佑
「ネコひみつ会議(空想ネコグッズ企画提案付き)」
『コムタンっていうネコの本』(ステレオサウンド)『ミニチュアねこの飼い方』(Gakken)W刊行記念 - 09/16 Tue アフロ×黒川隆介×古舘佑太郎×ピース又吉直樹×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第15回公開収録 - 09/17 Wed 富永京子×YOM YOM PR CLUB
「どうすれば社会は変わるのか? 社会運動とPR」 - 09/18 Thu 姫野カオルコ×関川夏央
「昭和の顔をめぐって」
『うわべの名画座』(ホーム社)刊行・『昭和的』(春陽堂書店)3刷記念 - 09/19 Fri 爪切男×小田結希(オダウエダ)
「傷ついたら、笑ってみる? 」
『愛がぼろぼろ』(中央公論新社)刊行記念 - 09/20 Sat pha×海猫沢めろん× 滝本竜彦×佐藤友哉 LIVE & TALK「書いて、歌って、生き延びろ!」ベストアルバム『エリーツ』10号刊行記念!
- 09/22 Mon とあるアラ子×はらだ有彩×山本美希
「「普通」を拡張する 〜描くことがひらく世界」
『多様で複雑な世界を、いまどう描くか』(BNN)刊行記念 - 09/23 Tue 山崎佳代子×管啓次郎
「ベオグラード日誌、ふたたび。」
『ベオグラード日誌 増補版』(筑摩書房)刊行記念 - 09/26 Fri 島村一平×伊藤亜和 「伊藤亜和とあるくたのしいみんぱく with 島村一平」 『別冊太陽 世界の呪術と民間信仰: 国立民族学博物館コレクション』(平凡社)刊行記念
- 09/27 Sat 斎藤哲也×ネオ高等遊民
「なぜ哲学は平易に語られるべきなのか——ゆるくてやさしい哲学史入門」
『哲学史入門Ⅳ』(NHK出版)
『ゆる古代ギリシア哲学入門』(中央公論新社)W刊行記念 - 09/29 Mon 呉明益
「物語を書くこと、届けること “小説感”と台湾独立書店巡礼」
『海風クラブ』(KADOKAWA)刊行記念 - 09/30 Tue 角悠介×加門七海「呪術とことば」『呪文の言語学』(作品社)刊行記念
- 09/30 Tue 倉田真由美×萬田緑平
「最初で最後の『愛してる』 夫婦で叶えた”幸せな死に方” ~現役世代の末期がん闘病と在宅での看取り」
『夫が『家で死ぬ』と決めた日 すい臓がんで「余命6か月」の夫を自宅で看取るまで』(小学館)刊行記念 - 10/03 Fri 鈴木大介×石田月美×大嶋栄子
「当事者とパートナーにとってのより良い支援のために 」
『好きで一緒になったから』(晶文社)刊行記念 - 10/07 Tue ワクサカソウヘイ×男性ブランコ平井まさあき
「旅ってなんだろう?」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)重版記念 - 10/09 Thu 國友公司×室橋裕和
「一人旅の流儀」
『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』(文藝春秋)刊行記念 - 10/21 Tue 香山哲
「9/2サイン会・10/21トークイベント」
『スノードーム』(生きのびるブックス)刊行記念 - 10/27 Mon 花田優一×小林邦宏×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 11/30 Sun ひろたあきら×みきちゃん(ぽるぽるふぁみりー)
「絵本つくっちゃった!」
『おとしちゃったぞう』(303BOOKS)刊行記念