1975年以降生まれの新世代がこの国の今を語り、討論する、NHK・Eテレ「ニッポンのジレンマ」。MCを務める古市憲寿さんと準レギュラー出演者の先崎彰容さん、そして番組を手がける丸山俊一プロデューサーによるクロストークイベントです。
テレビで切れ味良いコメントで人気を博し、社会学者として様々なルポルタージュを上梓、ノンフィクション作家としても活躍する古市さんと、日本思想が専門で、先人の知恵を読み解き、幅広い教養を武器に鋭い論考で日本社会を斬る先崎さん、そして教養エンタメから新感覚のドキュメントまで、幅広いジャンルで数多くの異色番組を開発し続ける丸山さんの組み合わせから、一体、どんな話が飛び出すか?
今時代の転換期にあって言論空間の新たな展開は?討論番組、教養番組の新しい姿は?
番組制作の裏話をまじえ、それぞれの著書のキーワード、「絶望の国」「違和感」「肯定」などをきっかけに、ざっくばらんに今という時代を、自由闊達に語り合います。今、ジレンマを越えていく道は?
古市憲寿プロフィール
1985年東京都生まれ。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)などで注目される。日本学術振興会「育志賞」受賞。著書に日本社会の様々な「ズレ」について考察した『だから日本はズレている』(新潮新書)などがある。最新刊の『保育園義務教育化』(小学館)では、女性が置かれた理不尽な状況を描き、その解決策を示す。
先崎彰容プロフィール
1975年東京都生まれ。東京大学文学部倫理学科卒。東北大学大学院博士課程を修了、フランス社会科学高等研究院に留学。2016年4月より日本大学危機管理学部教授。専門は日本思想史。著書に『ナショナリズムの復権』(ちくま新書)、『違和感の正体』(新潮新書)他。
丸山俊一プロフィール
1962年長野県生まれ。慶大経済学部卒業後、NHK入局。教養番組部ディレクターなどを経て現在NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。過去に「英語でしゃべらナイト」「爆問学問」「ソクラテスの人事」など企画制作。 現在「ニッポンのジレンマ」「ニッポン戦後サブカルチャー史」「欲望の資本主義」他をプロデュース。 著書に『すべての仕事は「肯定」から始まる』(大和書房)他。 藝大、明学大で教壇にも立つ。
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2016/11/18 Fri -
古市憲寿×先崎彰容×丸山俊一
「“絶望の国”の“違和感”は“肯定”できるか?」
『ニッポンのジレンマ』スピンオフ
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念