“主婦”こだまさんが、「入らない」という衝撃の実話をベースに綴って大反響を巻き起こした私小説『夫のちんぽが入らない』。同書は、発売後たちまち10万部を突破。「普通に生きようとして普通に生きられなかった」こだまさんの“愛と堕落の半生”は、大きな議論を呼びました。
今回、そのヒットを記念した「『夫のちんぽが入らない』の集い」を開催します。
扶桑社の担当編集者・高石智一さんと、装丁を手掛けたデザイナー江森丈晃さん、こだまさんをモデルにした『こだまんが』を連載中の漫画家てにをはさん、同書に共感してレビューを綴ったライターの餅井アンナさんや福田フクスケさんも参加。
前半60分は彼らによる、「製作秘話」「こだまの素顔」「なぜ賛否分かれたのか」などがテーマのトークイベント、後半は、同書に寄せられたさまざまな感想、呪いの手紙(!)や、こだまさんへの質問と回答を、出演者が代読する読書会です。
また、当日著者であるこだまさんは登壇されませんが、読書会に参加する方々の反応を楽しみにしているとのこと。こだまさん宛の質問やお手紙も、お待ちしております。
【宛先】
<メール>
hello@bookandbeer.com
※件名に必ず「6/23こだまさんへの質問」とお書きください。
<郵便>
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F 本屋B&B
6/23こだまさんイベント担当者宛
【出演者プロフィール】
高石智一(たかいし・ともかず)
編集者。1979年生まれ。雑誌『週刊SPA!』の編集の傍ら、さまざまな書籍を手掛ける。これまで担当したものに『アル中ワンダーランド』(まんしゅうきつこ著)、『夫のちんぽが入らない』(こだま著)などがある。『タクシー×ハンター』(爪切男著)は年内発売予定。
江森丈晃(えもり・たけあき)
グラフィック・デザイナー、フォトグラファー、編集者。1972年生まれ。1998年よりCDジャケットのデザインや書籍の装幀などを手がけるデザイン事務所tone twilightを運営。2017年、『夫のちんぽが入らない』の装幀を担当。
てにをは(てにをは)
漫画家。1981年生まれ。『オモコロ』にて漫画家デビュー。打首獄門同好会のPVなどイラストレーターとしても活躍中。『コココミ』にて『夫のちんぽが入らない』著者こだまをモデルにした『こだまんが』を連載中。代表作は『歯のマンガ』『ケモノと歩いた道』。
こだまんが:http://estar.jp/_comic_view?w=24628823
餅井アンナ(もちい・あんな)
1993年生まれ。ライターとして書評などを執筆。食と性のミニコミ誌『食に淫する』制作。今年5月に最新号のVol.3(特集:肉)を発行。
福田フクスケ(ふくだ・ふくすけ)
1983年生まれ。書籍の構成や雑誌ライター、WEBメディアの編集をするかたわら、雑誌『GetNavi』にテレビ評「魁‼︎テレビ塾」を連載するなど、無類のテレビっ子の一面も。エンタメ・サブカル分野の取材・インタビューを多数こなすほか、恋愛やジェンダーをテーマとした執筆も多い。
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2017/06/23 Fri -
高石智一×江森丈晃×てにをは×餅井アンナ×福田フクスケ
「これからの“ちんぽ”の話をしよう」
『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)ヒット記念
- 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念