未公開を含む貴重資料集や決定版伝記とともに、アカデミー賞・芥川賞・直木賞受賞作家から新鋭までが小津を語りつくす『小津安二郎 大全』。
今年3月に刊行された本書には、直木賞作家の北村薫さんをはじめ、岩下志麻、香川京子、司葉子さんのほか、小津組を支えた撮影スタッフ、さらに内田樹、加瀬亮、坂本龍一、周防正行、立川志らく、保坂和志さん、活躍が期待される映画研究者や海外の映画監督も寄稿しています。
今回のイベントでは、直木賞作家の北村薫さんと『小津安二郎 大全』の編著者、松浦莞二さんが、映画監督・小津安二郎の謎に迫ります。
でも、なぜ小津安二郎?小津安二郎ってどんな人?ホームズやルパンが小津の映画に登場した?!
おふたりが小津監督の知られざる一面や作品の秘密、さらに本書刊行時のエピソードを語ります!
終了後、ご希望の方にはサイン会を行います(『小津安二郎 大全』と北村さんの新刊『中野のお父さんは謎を解くか』(文藝春秋)が対象となります)。
北村薫(きたむら・かおる)
1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1989年、『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年、『夜の蟬』で日本推理作家協会賞受賞。2006年、『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞受賞。2009年、『鷺と雪』で直木賞受賞。2016年、日本ミステリー文学大賞受賞。『スキップ』『いとま申して』など著書多数。最新刊『中野のお父さんは謎を解くか』(文藝春秋)も好評発売中。
松浦莞二(まつうら・かんじ)
映像作家。世界十数カ国で上映された短編映画『鏡のなかの鏡』や『一月の手紙』をはじめ、CF、MVなどを多数制作。映像制作だけでなく、小津安二郎に関する研究や調査を重ね、早稲田大学での公開講座「映画音響批評 小津安二郎の音を語る」や、米国最大の国際映画学会SCMSで発表を行うなど、活動は多岐にわたる。2019年3月に『小津安二郎 大全』(松浦莞二・宮本明子編著)を刊行した。
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