4月12日に、マンガ家・岡藤真依さんの新刊『少女のスカートはよくゆれる』が太田出版から発売されます。
同書に登場するのは、幼児期のトラウマを抱えてなかなかセックスに踏み込めない女の子や、脳性マヒだけど普通に恋愛をしたい女の子など、さまざまな悩みを抱えた少女たち。
彼女たちにとって、恋をしてキスをしてセックスをするという「ステップ」を踏むことは当たり前のものではありません。さまざまな悩みを抱えた少女たちの「性」を、気鋭・岡藤真依さんが丁寧に紡いだ作品となっています。
今回、同書の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
このイベントでは、マンガ家・岡藤真依さんと、処女作『どうにかなりそう』の担当編集、最新刊『少女のスカートはよくゆれる』の担当編集の3人が登壇。『少女のスカートはよくゆれる』の製作秘話を話しつつ、岡藤さんが、日頃溜まった編集への鬱憤(?)をぶちまける、公開ダメ出し会議。
マンガ家と担当編集は友だちでもなければ恋人でもない不思議な関係。ふたりが目指すのは、二人三脚で良い作品をつくることです。
マンガ家と担当編集だからこそ話せる、マンガの立ち上げから、単行本発売までの舞台裏を明かします。マンガ家志望者、編集者志望者は必見のトークイベントです。
【出演者プロフィール】
岡藤真依(おかふじ・まい)
兵庫県神戸市生まれ。乙女座。B型。漫画家、イラストレーター思春期の少年少女の、未完成な性をモチーフとした作風で注目を集める。京都精華大学芸術学科卒業。2013年「シブカル杯。」グランプリ受賞。美術手帖「ART NAVI」表紙、「Rolling Stone」日本版にイラスト提供など様々な媒体で活躍。初の本格マンガ『どうにかなりそう』(イースト・プレス)が発売中。
公式サイト http://okafujimai.com/
堅田浩二(かただ・こうじ)
岡藤真依『どうにかなりそう』(イースト・プレス)担当。編集者。早稲田大学第一文学部卒業後、白夜書房、太田出版を経てイースト・プレスへ。「江口寿史責任編集COMIC CUE」創刊に携わり、後に同誌編集長に。よしもとよしとも『青い車』、田中圭一『神罰』、吾妻ひでお『失踪日記』、山本直樹『明日また電話するよ』、地下沢中也『預言者ピッピ』、青山裕企『SCHOOLGIRL COMPLEX』シリーズ、最近では衿沢世衣子『ベランダは難攻不落のラ・フランス』、光用千春『コスモス』他担当。
野口理恵(のぐち・りえ)
岡藤真依『少女のスカートはよくゆれる』(太田出版)担当。編集者。担当書籍は、今日マチ子『センネン画報』、やくしまるえつこ×今日マチ子『ぼくのおひめさま』、青山景『ストロボライト』、タムくん『ロマンス』『マムアン』、長崎訓子『Ebony and Irony 短編文学漫画集』、大友克洋『GENGA』、『王子辞典』シリーズ、『まんがファッション』他多数。現在は太田出版で書籍編集と「WIRED」日本版の漫画連載(北村みなみ)等を担当。
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※前売り券が売り切れの場合、追加販売の可能性がございます。追加販売のお知らせは発売の1日前にはホームページ上で告知をいたしますので、逐次ご確認ください。
2019/04/27 Sat -
岡藤真依×堅田浩二×野口理恵
「マンガ家と担当編集の不思議な関係」
『少女のスカートはよくゆれる』(太田出版)刊行記念
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念