4月末に、マレイ・スタイン著の『ユング 心の地図 新装版』が発売されました。
自らを心の探検家にして地図製作者とみなしていたユング。心こそ彼が探検した未知の領域であり、その理論は人々を誘う地図である……同書は、ユングの著作を丹念にたどり、その理論の根底にある深いヴィジョンの統一性を明かす格好の入門書です。
その刊行に先んじて同じ4月に発売された、韓国の人気グループ・BTS(防弾少年団)のニューアルバムのタイトルが奇しくも『MAP OF THE SOUL : PERSONA』。そのコンセプトに」なっているのが『ユング 心の地図』だと話題になりました。
そこで、BTSのアルバムに込められた深遠なる心理を、『ユング 心の地図』の翻訳者である入江良平さん、BTSに詳しい音楽ライターの桑畑優香さん、ユング心理学にも造詣の深い鏡リュウジさんに語っていただきます。
【出演者プロフィール】
入江良平(いりえ・りょうへい)
青森県立保健大学名誉教授。著書に『世紀末精神世界』(WAVE出版 1998年)、訳書にM・スコペロ『グノーシスとは何か』(せりか書房 1997年)、J・ヒルマン『魂の心理学』(青土社 1997年)、C・G・ユング『夢分析』I,II(細井直子との共訳、人文書院 2001, 2002年)など多数ある。
桑畑優香(くわはた・ゆか)
ライター・翻訳家。94年『101回目のプロポーズ』の韓国リメイク版を見て、似て非なる隣国に興味を持ち、韓国へ。延世大学語学堂・ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」ディレクターを経てフリーに。ドラマ・映画のレビューを中心に「韓国TVドラマガイド」「韓国語学習ジャーナルhana」「現代ビジネス」「AERA」などに寄稿。「韓流旋風」に映画コラム『ヨクシ! 韓国シネマ』を連載中。共著に『韓国テレビドラマコレクション』(キネマ旬報社)ほか。
鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
占星術研究家、翻訳家。1968年京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授。著書に『タロットの秘密』『星のワークブック』(以上、講談社)、『占星術夜話』『鏡リュウジの占い大事典』(以上、説話社)、『はじめてのタロット』(ホーム社)、『占星術の文化誌』『占星術の教科書』(以上、原書房)、訳書に『占星学』『ユングと占星術』(以上、青土社)、『タロット バイブル 78枚の真の意味』(朝日新聞出版)など多数。
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