信田さよ子さんの最新刊『〈性〉なる家族』(春秋社)は、性暴力、性虐待などを真正面からとりあげた異色の家族論です。カウンセリングの事例をもとに、家族のなかでもっとも弱い存在である女性、なかでも少女がしばしば被害をうけている実態を明らかにしました。
暴力や差別が生じる背景に共通点はあるのでしょうか。家族から目を転じ、私たちをとりまく社会全体を視野にいれると、何が見えてくるでしょう。
信田さよ子さんと、「フラワーデモ」の呼びかけ人の一人である作家の北原みのりさんが、性暴力について、日本における#MeTooムーヴメント、差別に「NO」を示すことで変わっていく未来について、熱く語ります。
ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
信田さよ子(のぶた・さよこ)
1946年生まれ。臨床心理士(原宿カウンセリングセンター所長)。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。専攻分野はアディクション全般、アダルト・チルドレン、家族問題、DV、虐待など。性暴力やハラスメントの加害者、被害者へのカウンセリングも行なっている。ベスト&ロングセラー『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『家族のゆくえは金しだい』ほか、『ザ・ママの研究 増補新版』『依存症臨床論』『アディクション臨床入門』『カウンセラーは何を見ているか』『共依存』ほか、著書多数。
北原みのり(きたはら・みのり)
作家 1996年フェミニズムの視点でセックストイショップ「ラブピースクラブ」を設立。フェミニズム、性に関する著者多数。『日本のフェミニズム』(河出書房新社)『毒婦。』(朝日新聞出版)『メロスのように走らない』(KKベストセラーズ)『性と国家』(河出書房新社)など。
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