※本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リアルタイム配信のみの開催となります。当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
また本イベントは生配信のみでの開催ですので、録画でご視聴いただくこともできませんのでご注意ください。
<視聴環境につきまして>
インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットでご視聴いただけます。事前の登録、ダウンロードなどは一切不要です。
配信のURLは開演の一時間前までにご予約いただいたチケットサイトを通じてお送りいたします。お送りしたURLをクリックしていただくと自動的にアプリケーションのダウンロード、そして配信の視聴が可能となります。
普段のイベントと違う形になってしまうこと、たいへん心苦しく思いますが、なるべくたくさんの方にお楽しみいただければと考えております。
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“Untitled (Copy/Original)”, 2020 (c)Gottingham Image courtesy of Hakuhodo and Studio Gottingham
昨年、「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマに据えリニューアルした雑誌『広告』。
今年3月に刊行したリニューアル第2号では、「著作」を特集。この特集にちなんだオリジナル版とコピー版(セルフ海賊版)の同時発売は大きな話題となりました。
その『広告』著作特集号のスピンオフ企画として、リニューアル以降『広告』のデザインを担当する3人のデザイナーをゲストに迎え、オンラインにてトークイベントを開催いたします。
トークテーマは「デザインにおける共同著作の可能性」。
通常、複数のデザイナーがひとつのものをデザインする場合、アートディレクターやリードデザイナーが全体を指揮するケースがほとんどです。しかし、雑誌『広告』では、3人のグラフィックデザイナーがフラットな立場で、納得行くまで議論を交わし、共同でデザインを行う体制をとっているそうです。
電通のアートディレクター/グラフィックデザイナーである上西祐理さん、フリーランスのグラフィックデザイナーとして活躍する加瀬透さん、牧寿次郎さん。同世代の3人のデザイナーが雑誌『広告』の制作を通して何を見出したのか。『広告』編集長の小野直紀さんとともに共同著作の可能性について語り合っていただきます。
【出演者プロフィール】
上西祐理(うえにし・ゆり)
アートディレクター/ グラフィックデザイナー。1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社、現在第5CRP局勤務。今までの仕事に、世界卓球2015 ポスター(テレビ東京)、LAFORET 2020 SUPRING SUMMER(LAFORET HARAJUKU)、FUTURE-EXPERIMENT.JP(docomo)など。主な受賞に東京ADC賞、JAGDA新人賞、CANNES LIONS金賞など。趣味は旅と雪山登山。旅は現在42カ国達成。
加瀬透(かせ・とおる)
グラフィックデザイナー。1987年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。告知物、書籍・雑誌、パッケージ等のデザイン、グラフィックワークの提供など。クライアントワーク以外に、リトルプレス制作や音楽制作・提供なども続けている。
http://torukase.com/
(Photo: Gottingham)
牧寿次郎(まき・じゅうじろう)
グラフィックデザイナー。1985年岡山生まれ。武蔵野美術大学卒業。デザイン事務所などを経て、東京にてフリーランス。主な仕事に、国立奥多摩美術館のアートディレクション、博報堂『広告』や生活工房「季刊 生活」のエディトリアルデザイン、チェルフィッチュやテニスコートの宣伝美術、VIDEOTAPEMUSICや七尾旅人のCD・グッズ、アイデア誌「ニューカレンダー」など。
小野直紀(おの・なおき)
『広告』編集長。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。2008年博報堂に入社後、空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。2015年より武蔵野美術大学非常勤講師。2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。
Twitter: @ononaoki
<書籍紹介>
『広告』Vol.414 特集:著作
昨年、「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマに据え全面リニューアルした雑誌『広告』。今年3月に刊行されたリニューアル第2号では、「著作」を特集。SNSを賑わせる“パクリ”騒動、違法コンテンツ配信問題などインターネット登場以降激変した(広義の)ものづくりをとりまく環境のなかで、いまあらためてオリジナリティや作家性、著作物の保護や利用のあり方についての視点を投げかける。
発行:株式会社博報堂
HP:kohkoku.jp note:note.kohkoku.jp Twitter:@kohkoku_jp
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