※本イベントは配信(リアルタイム+アーカイブ)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
感染者が減ってきていると言われれば、外に出たくなったり。
ワクチンの副反応について聞けば、重篤になる確率がどれほど低いと言われても不安に襲われたり。
コロナ禍以降の社会が浮き彫りにしたのは、研究によって得られた専門知と日常生活を送ることの、ままならない関係ではないでしょうか。
そんな中、イギリスの社会学者、マーティン・ハマーズリーの『質的社会調査のジレンマ:ハーバート・ブルーマーとシカゴ社会学の伝統』が、哲学者の谷川嘉浩さんの翻訳で勁草書房より刊行されました。
本書では統計などの数字のみを用いた量的研究を警戒して質的研究を擁護したアメリカの社会学者ハーバート・ブルーマーを軸に、フィールドワークやインタビューなどに基づく「質的社会調査」の性質について議論し、「主観的な人間経験の科学」が果たして可能なのかを検討しています。
本屋B&Bでは刊行を記念して、トークイベントを開催します!
「どうして哲学者が社会学の専門書を翻訳したの?」
「エビデンスって結局何なの?」
「論文や専門書をどこまで真に受けていいの?」
「研究って私たちの日常生活の役に立ってるの?」
訳者の谷川さんと、公共政策学者の杉谷和哉さん、哲学者の朱喜哲さんをお呼びして、研究と日常生活の一筋縄ではいかない関係について語り合います。
「ハマーズリーって誰? いや、ブルーマーも知らない」という方でも、お楽しみいただけます。
ぜひご覧ください。
【出演者プロフィール】
谷川嘉浩(たにがわ・よしひろ)
1990年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都市立芸術大学美術学部デザイン科プロダクト・デザイン専攻特任講師。単著に『信仰と想像力の哲学:ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)。
杉谷和哉(すぎたに・かずや)
1990年生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程単位取得認定退学。岩手県立大学総合政策学部講師。『政策にエビデンスは必要なのか』(ミネルヴァ書房)近刊。
朱喜哲(ちゅ・ひちょる)
1985年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。大阪大学社会技術共創研究センター 招へい教員ほか。広告会社にてマーケティング・アナリティクスおよびプランニングに従事。共著に『信頼を考える』(勁草書房)『在野研究ビギナーズ』(明石書房)。
【配信での参加につきまして】
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【書籍付き配信での参加につきまして】
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