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楊双子×リン・キン×三浦裕子
「台湾文学は、 世界でいかに翻訳されるのか」
『台湾漫遊鉄道のふたり』(中央公論新社)全米図書賞翻訳賞&日本翻訳大賞受賞記念トーク

楊双子×リン・キン×三浦裕子
「台湾文学は、 世界でいかに翻訳されるのか」
『台湾漫遊鉄道のふたり』(中央公論新社)全米図書賞翻訳賞&日本翻訳大賞受賞記念トーク

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※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。※本イベントは、トーク+質疑応答(120分)を予定しております。イベント終了後のサイン会にご参加の方は、楊双子さん、リン・キンさん、三浦裕子さんの書籍をご持参ください。

イベントのご予約はこちらから!

小説家の楊双子(ようふたご)さんの著書『台湾漫遊鉄道のふたり』が、2023年、中央公論新社から発売されました。

同書は、日本統治下の台湾を舞台に、日本人作家・青山千鶴子と台湾人通訳・王千鶴が、台湾縦貫鉄道に乗って旅をする物語です。

本作は、「歴史百合小説」というジャンルを開拓し、台湾とは何か?という問いを内包しながら、女性同士の心の交歓を描きあげ、日本やアメリカで大きな反響を生んでいます。

さらに、同著者による新刊『四維街一号に暮らす五人』が、7月に中央公論新社から発売されました。

同書は、古い日式建築を改装した女性専用シェアハウス「四維街一号」で暮らすワケありの住人たちが、それぞれの心の痛みと向き合いながら、百年前の台湾料理を囲んで織りなすローカルな食卓物語です。

今回は新刊の発売もさることながら、前作『台湾漫遊鉄道のふたり』が全米図書賞および日本翻訳大賞を受賞したことにフォーカスをし、トークイベントを開催します。

出演は、著者の楊双子さん。ゲストとして、楊さんと同時に全米図書賞を受賞した翻訳家のリン・キンさん、日本語版訳者の三浦裕子さんをお迎えします。

イベントでは、本書の制作秘話や、全米図書賞・日本翻訳大賞の受賞に至るまでのエピソードについて、たっぷりとお話しいただきます。

台湾人である楊さんは、日本人作家の視点を通じて、どのように物語を紡ぎ出したのか。一方、翻訳者のリン・キンさんは、アメリカにおいてはあまり知られていなかった台湾文学を、いかにして売り込み、出版へと導いたのか。さらに、日本語訳を担当した三浦さんは、台湾ならではの言語や文化を日本の読者に伝えるために、どのような工夫を凝らしたのか。

海外文学や翻訳に関心のある方にとって、多くの気づきと発見にあふれる一夜になるかもしれません。

【出演者プロフィール】


楊双子(よう・ふたご/Yang Shuang Zi)

1984年生まれ、台中市烏日育ち。本名は楊若慈、双子の姉(「楊双子」は双子の妹「楊若暉」との共同ペンネーム)。小説家、サブカルチャー・大衆文学研究家。2024年『台湾漫遊鉄道のふたり』(三浦裕子訳)が第10回日本翻訳大賞を受賞、同作の英語版が全米図書賞を受賞。今年7月に最新小説『四維街一号に暮らす五人』が日本でも刊行された。その他の著書に『花開時節』『撈月之人』『花開少女華麗島』『開動了! 老台中』や、著者原作のマンガ『綺譚花物語』(サウザンブックス)がある。現在は台湾の歴史を題材にした小説執筆に力を注いでいる。

リン・キン(Lin King /金翎)
台北とニューヨークを拠点とする作家、翻訳家。プリンストン大学英文学部卒業、コロンビア大学美術学修士課程修了。2024年『台湾漫遊鉄道のふたり』英語版の翻訳で全米図書賞を受賞。その他の訳作に『台湾の少年』(游珮芸・周見信著)、『雲を運ぶ』(黄麗群著)などの英語版がある。小説執筆も精力的に行っており、作品は『One Story』『Boston Review』『Joyland』などに掲載され、PEN/ロバート・J・ダウ新進作家短編小説賞を受賞している。


三浦裕子(みうら・ゆうこ)
仙台生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社にて雑誌編集、国際版権業務に従事した後、2018年より台湾・香港の本を日本に紹介するユニット「太台本屋 tai-tai books」に参加。 文芸翻訳、記事執筆、版権コーディネートなどを行う。24年『台湾漫遊鉄道のふたり』(楊双子著)で第10回日本翻訳大賞を受賞。その他の訳作に林育徳『リングサイド』、ライ・ホー『シャーロック・ホームズの大追跡』、捲猫『台湾はだか湯めぐり 北部篇』、呉明益『海風クラブ』、楊双子の最新作『四維街一号に暮らす五人』などがある。


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<お問い合わせ先>
event (at) bookandbeer.com
 ※(at)を@に変換して送信してください

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イベントのご予約はこちらから!

出演者楊双子
リン・キン
三浦裕子

出版社中央公論新社

開催日時18:30~20:30 (19:00オンライン開場)

開催場所本屋B&B
世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
+オンライン配信

入場料【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『台湾漫遊鉄道のふたり』2,200円(いずれも税込)※イベント後発送
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『四維街一号に暮らす五人』2,090円(いずれも税込)※イベント後発送