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私たちは、今、どこにいるのか——。
その問いを《市井の人びとの声や記録》にたずねた書籍の著者・編者を招いて、トークイベントを開催します。昭和から平成、そして令和へ。ライフスタイルや価値観が大きく変わるなか、私たちはどんな「現在」を生きているのでしょうか。
登壇者は、8ミリフィルムや家族写真、日記など、市井の人びとの記録をアーカイブするプロジェクト「AHA!」を各地で展開し、記録集『はな子のいる風景』(2017)やウェブサイト『世田谷クロニクル1936-83』(2019)を手掛ける松本篤さん。そして、昭和のロードサイドに興隆したドライブインの取材記『ドライブイン探訪』(2019)や、那覇市の公設市場とその周囲で商店を営む人びとの姿を描いた『市場界隈』(2019)の著者・橋本倫史さん。
同世代のおふたりが、市井の人びとの声を聞きながら、各地をたずねるのはなぜでしょうか。どのように記録や人と出会い、声を聞き、一冊の本にまとめているのでしょうか。昭和のホームムービーを手がかりに声を集める「サンデー・インタビュアーズ」*や、「東京の古本屋」**や水納島を巡るルポルタージュ***など、現在おふたりが取り組む新たな企画もまじえて、お話しいただきます。
*「サンデー・インタビュアーズ」は、東京・世田谷で収集された昭和のホームムービーを利活用するプロジェクト「移動する中心|GAYA」の一環として実施しているプログラムです(主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人せたがや文化財団 生活工房、特定非営利活動法人記録とメディアと表現のための組織[remo])
**「東京の古本屋」は、WEB本の雑誌で橋本倫史さんが連載中のルポルタージュです。毎回一軒の古本屋さんを選び、お店に3日間お邪魔しながら、日記のようにドキュメントする企画です。
***橋本倫史さんが沖縄県本部町にある水納島を旅したルポルタージュです。年間7万人の観光客が訪れ、「クロワッサンアイランド」とも呼ばれる小さな島の歴史や、島に流れてきた時間を書き記します。『群像』(8月号)から連載を予定しています。
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【出演者プロフィール】
橋本倫史(はしもと・ともふみ)
1982年広島県生まれ。2007年『en-taxi』(扶桑社)に寄稿し、ライターとして活動を始める。同年にリトルマガジン『HB』を創刊。以降『hb paper』『SKETCHBOOK』『月刊ドライブイン』『不忍界隈』などいくつものリトルプレスを手がける。近著に『ドライブイン探訪』(筑摩書房、2019)『市場界隈
那覇市第一牧志公設市場界隈の人々』(本の雑誌社、2019)ほか。
松本篤(まつもと・あつし)
1981年兵庫県生まれ。2003年よりremoメンバー。2005年より市井の人々による記録の価値を探求するアーカイブ・プロジェクトAHA![Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]を立ち上げる。編著に『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、展覧会に『わたしは思い出す 10年間の子育てからさぐる震災のかたち』(せんだい3.11メモリアル交流館、2021)ほか。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
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・配信はリアルタイム配信でご覧になれますが、開催後一週間はアーカイブとしてもご覧になれます。アーカイブ視聴のURLは準備が出来次第お知らせいたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
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