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トミヤマユキコ×瀧波ユカリ
「当たり前が解体される予感」
『異性愛という悲劇』(太田出版)刊行記念

トミヤマユキコ×瀧波ユカリ
「当たり前が解体される予感」
『異性愛という悲劇』(太田出版)刊行記念

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※本イベントはご来店またはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
※本イベントは、トーク(90分)を予定しております。イベント終了後には、来店参加者限定で、サイン会(最大30分程度)を開催いたします。

イベントのご予約はこちらから!

――あなたはこれからも、怠け者で思いやりに欠け、腹を割って話せる友人もおらず、
セラピーにも通おうとしない、子育て並みに手のかかる、ケア目当ての男性と交際したいですか?


2024年11月、『異性愛という悲劇』(太田出版)が刊行されました。
本書は、フェミニスト研究者でレズビアンのジェーン・ウォードによる新時代のパートナーシップ論。
異性愛の経験もあるダイク(ボーイッシュなレズビアン)の立場から異性愛をまなざし、異性愛者の「アライ」として異性愛者の女性をミソジニー(女性に対する嫌悪や蔑視)から解放することを目指した一冊です。


本屋B&Bでは、本書の刊行を記念してトークイベントを開催します。
登壇者にお迎えするのは、本書解説を担当されたライターでマンガ研究者のトミヤマユキコさん。
そして漫画家で文筆家の瀧波ユカリさんです。


フェミニズムとコミュニケーションをテーマにした漫画『わたしたちは無痛恋愛がしたい』で社会が見過ごしてきた女性の痛みを描いている瀧波さんは、本書をどのように読まれたのでしょうか。「痛みを言語化する」ことに取り組まれている瀧波さんに、お話をうかがいます。


また、本書の第4章ではクィアが感じる異性愛の悲劇を明らかにするため、
クィアを自認する人々にアンケートが行われています。


・「異性愛者の人たちが送る人生は、ただただ平凡で退屈だ…(中略)…私の生きる喜びを台無しにされることもままある」
 (クィア、アラブ系、レズビアン、(フェム))


・「異性愛者の女友だちが男性から受ける仕打ちに耐えているのは、はたで見ていてげんなりします。
ああいった女性たちを心から気の毒だと思いますが、共感はできません。残酷で無神経で自己中心的で、退屈以外の何者でもない男に惚れ、振り回されている彼女たちとはまったく違う毎日を送っていますから」(クィア、ヨーロッパ系白人、シス女性)


彼らの正直な言葉には、異性愛者がよりよく生きるヒントがつまっています。
イベントでは、このアンケート結果からトミヤマさん、瀧波さんが印象に残った箇所をあげていただきながら、イベント参加者のみなさんと一緒に「異性愛という悲劇」について考えていきます。

異性愛者が、包容力のある異性愛を育むには? 平等な異性愛とは。
「当たり前が解体される予感」を、どうぞお楽しみに!

【出演者プロフィール】
トミヤマユキコ
ライター/マンガ研究者。1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号(文学)取得。現在、東北芸術工科大学芸術学部准教授。ライターとして、日本の文学、マンガ、フードカルチャーなどについて書く一方、大学教員として、少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。24年からNHK高校講座「家庭総合」(NHK Eテレ)でMC。主な著書に『バディ入門』(大和書房)、『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、『女子マンガに答えがある 「らしさ」をはみだすヒロインたち』(中央公論新社)、『文庫版 大学1年生の歩き方』(共著、集英社文庫)、『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)、『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)などがある。

瀧波ユカリ(たきなみ・ゆかり)
漫画家。1980年に札幌市に生まれ、小学生からは釧路市で育つ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、2004年に月刊アフタヌーンに投稿した4コマ漫画『臨死!!江古田ちゃん』が受賞し漫画家デビュー。同作はアニメ化やテレビドラマ化もされる人気作品となった。他に、実母の闘病と看取りを描き米アイズナー賞にノミネートされた実録漫画『ありがとうって言えたなら』、テレビドラマ化された恋愛コメディ漫画『モトカレマニア』、育児エッセイ『はるまき日記』など著作多数。現在は講談社のウェブマガジン「&Sofa」にてフェミニズムをテーマにした漫画『わたしたちは無痛恋愛がしたい』を連載中。コメンテーターやラジオパーソナリティとしても活動している。
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【配信参加について】
・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合は、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください

【来店参加について】
・開演時間の30分前より開場/受付開始いたします
・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます
・来店チケットをご購入された方も、配信でご覧いただけます。当日ご都合により会場にご来店いただけない場合は、配信視聴をご利用ください。
・車椅子やベビーカーでお越しの方は、建物の1階にエレベーターがございます。車椅子・ベビーカーでお越しのお客さまは、お席をご案内いたしますので事前にお申し付けください。
・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください

【情報保障について】
<配信参加の方>
Zoomの自動字幕機能を使用して日本語字幕をご利用いただけます。
字幕の表示をご希望の方は、ページ下部の「字幕」をクリックし、「字幕を表示」をオンにしてご参加ください。

<来店参加の方>
・字幕をご希望の方は、お持ちのデバイスで配信画面の字幕をご覧ください。
・通訳や筆談者など介助者が同伴される場合、別途お席をご用意いたします。お手数ですが、イベントをお申し込みの際の入力フォームにてご連絡ください

【書籍付きチケットについて】
・イベント関連書籍を、イベント配信チケットとセットで販売いたします
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用いたしません
・サイン入り書籍の場合は、お客様のお名前を入れる「為書き」はございません。ご了承ください
・商品到着までお時間をいただく場合がございます。また発送は、本屋B&Bよりお送りさせていただきます
・長期不在・住所不明等により書籍が返送された場合、保管期間内であれば、着払いにて発送させていただきます。保管期間は、イベント開催日から1ヶ月といたします
・海外発送は行っておりません

【キャンセルについて】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください

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【本イベントに関するお問い合わせ】
イベントに関するお問い合わせはこちらをご確認ください
知りたい回答が見つからない、解決しない場合など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください

<お問い合わせ先>
event (at) bookandbeer.com
 ※(at)を@に変換して送信してください

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イベントのご予約はこちらから!

出演者トミヤマユキコ
瀧波ユカリ

出版社太田出版

開催日時19:00~21:00 (18:30オンライン開場)

開催場所本屋B&B
世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
+オンライン配信

入場料【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【配信参加】1,650円(税込)
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『異性愛という悲劇』2,640円(いずれも税込)※イベント後発送
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『わたしたちは無痛恋愛がしたい(6)』759円(いずれも税込)※イベント後発送
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『異性愛という悲劇』2,640円+書籍『わたしたちは無痛恋愛がしたい(6)』759円(いずれも税込