ご好評につき、10/27(土)正午より追加参加権を販売いたします。
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ままならない日々の葛藤や疑問。自意識との戦い、歳を重ねるごとの悩み、生きることにつきものの労働、人間関係……。社会との接点を通して「いったい何者なのか」と自分をみつめたイ・ランのエッセイ集『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)。 そして、総勢147名の女性クリエイターたちが参加し、女性の作り手とその創造性を祝福した『i-D Japan no.6』フィメール・ゲイズ号。
この2冊の刊行を記念し、以前から交流も深く、共に『i-D Japan no.6』に寄稿もしているアーティストのイ・ランさんとライターの鈴木みのりさんを迎えて、ゆるりとしたおしゃべり会を開きます。
今年7月のある日、二人はソウルで、それぞれが直面している課題や社会に対する違和感を話し合ったといいます。そこでのおしゃべりは、『i-D Japan no.6』に収録されている2篇のエッセイに結実しました。
男性主義的な社会に迎合する「名誉男性」だった過去の自分と、「フェミニスト」を実践しながら生活する(食べていく)ことの難しさを語ったイ・ランさんの「神はフェミニストなのでしょうか?」。
メディアで使われる「女性」という言葉の範囲に対する違和感と、そうしたカテゴライズには収まりきらない人びとに届く言葉を模索している意思を示した鈴木みのりさんの「まだ書いている途中」。
さて、出来上がったお互いの文章を読んだ二人は、いま何を考えているのでしょうか? あるいは、あなたは何を考えていますか?
本イベントでは、親密な雰囲気のなか、二人がとりとめのなかったり、社会的だったりする話をおしゃべりします。
※当日会場では『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)を先行発売。イベント後にはサイン会も予定しております。
【出演者プロフィール】
イ・ラン(Lang Lee)
1986 年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。16 歳で高校中退、家出、独立 後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、国立の芸術大学に入り、映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』、『ゆとり』、コミック『イ・ラン 4 コマ漫画』、『私が30 代になった』、アルバム『ヨンヨンスン』、『神様ごっこ』を発表(2016 年、スウィート・ドリームス・ プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017 年の第 14 回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。
鈴木みのり(すずき・みのり)
1982年高知県生まれ。ライター、俳優。『i-D』『wezzy(messy)』『週刊金曜日』(2017年 書評委員)『すばる』『ユリイカ』などにジェンダー、セクシュアリティの知見をもとに書評、映画評を執筆。 第50回ギャラクシー賞奨励賞受賞ドキュメンタリーに出演。利賀演劇人コンクール2016奨励賞受賞作品に主演・衣装。11/23〜28 範宙遊泳『#禁じられたた遊び』(吉祥寺シアター)出演。
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2018/11/08 Thu -
イ・ラン×鈴木みのり
「イ・ランとみのりとしゃべりましょ」
『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)
&『i-D Japan no.6』刊行記念
- 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『怪談』を3ヶ月かけてじっくりと読む - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 07/31 Thu 奥田知志×永井玲衣
「わたしたちの社会はさみしいのか?」
『わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた』(西日本新聞社)刊行記念 - 08/03 Sun 今野晴貴×内田良 「残業代、請求できます!部活、なくなります!激変する学校教育の今」『教育現場における「定額働かせ放題」の終焉』(堀之内出版)刊行記念
- 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/06 Wed 金子玲介×長井短
「同時代を生きる、書き手たち」
『流星と吐き気』(講談社)刊行記念 - 08/07 Thu 旦木瑞穂×古田雄介
「親の介護 する? しない?」
『しなくていい介護』(朝日新聞出版)刊行記念 - 08/09 Sat 桜林直子×植本一子
「少しだけ、違う視点を手に入れる」
『つまり“生きづらい”ってなんなのさ?』(光文社)
『ここは安心安全な場所』W刊行記念 - 08/10 Sun 高田漣×いとうせいこう
「サンプリングする小説、オルタナティブな文学」
『街の彼方の空遠く』(河出書房新社)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/18 Mon 青山美智子×新井見枝香
「スイート&ビター。だから人生は美味」
『チョコレート・ピース』(マガジンハウス)刊行記念 - 08/28 Thu フウ×稲垣えみ子
「とりあえず行って住んでみた 〜ヨルダンとフランスで生活体験」
『ヨルダンの本屋に住んでみた』(産業編集センター)刊行記念 - 08/30 Sat コナリミサト×武田真治
「スナックバブル in B&B」
『凪のお暇』(秋田書店)完結・12巻刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念