20世紀後半に登場した新しい芸術であるメディアアート。そのメディ アアートが私たちの世の中を大きく変えようとしています。
ゲームや音楽、はたまた初音ミクに代表されるようなネットコンテンツもメディアアートの産物といえましょう。
メディアアートは「メディア=媒体」とあるようにソーシャル的な要素が不可欠なのです。すぐれて現代的といえ ます。
日本を代表する3人 のメディアアーティスト、八谷和彦、江渡浩一郎、鈴木康広とテレビにメディアアートを大胆に持ち込んだ福原伸治が、メディアアートがどう 世の中を時代を変えていくかを語り合っていきます。
<出演>
八谷和彦
メディアアーティスト
1966年4月18日(発明の日)生 まれの発明系アーティスト。
九州芸術工科大学(現 九州大学芸術工学部)卒業。コンサルティング会社勤務後(株)PetWORKs を設立。現在にいたる。
作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーション・ツールや、ジェットエンジン付きス ケートボード《エアボード》やパーソナルフライトシステム《オープンスカイ》などがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。ま た、311震災以後は「ガイガーカウンターミーティング」などサイエンス・コミュニケーション系の活動もちらほら。2010年10月より東京藝術大学 先 端芸術表現科 准 教授。
@hachiya
江渡浩一郎
メディアアーティスト
独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員会委員長/東京藝術大学芸術情報センター 非常勤講師。
2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報 理工学)。著書に『パターン、Wiki、XP』(技術評論社)、『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書 房)。
@KoichiroEto
鈴木康広
1979年静岡県浜松市生まれ。2001年 東京造形大学デザイン学科卒業。
2001年NHKデ ジタル・スタジアムにて発表した公園の回転式遊具グローブ・ジャングルを利用した映像インスタレーション「遊具の透視法」 が 年間の最優秀賞を受賞。世界的に知られるメディアアートの祭典 ア ルスエレクトロニカ・フェスティバルへの出品をきっかけに国内外の多数の展覧会やアートフェスティバルに 招 待出品を果たす。
2002年、フィリップモリスアートアワードにて大賞を受賞。同年より東 京大学先端科学技術研究センターにてメディアアーティスト岩井俊雄氏のアシスタントを務め、東京大学先端研を拠点に活動を開始。現在は東 京大学先端科学技術研究センター中邑研究室特任研究員としてアートワークを通したバリアフリーの研究に携わっている。
代 表作に『遊具の透視法』『まばたきの葉』『ファスナーの船』『空気の人』などがある。
@mabataku
福原伸治
株式会社フジテレビジョン情報制作センター室長。
テレビプロデューサー・ディレクター、webマ ガ ジンの編集長も務める。主な制作番組に『アインシュタイン』『ウゴウゴルーガ』『新・週刊フジテレビ批評』など。前衛的な番組を多数演 出 する一方で、テレビとネット、新メディアを繋ぐキーマンとしても暗躍する。
@shinjifukuhara
2013/07/19 Fri -
八谷和彦×江渡浩一郎×鈴木康広×福原伸治「メディアアートは世の中をどう変えるか?」
- 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『怪談』を3ヶ月かけてじっくりと読む - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 07/31 Thu 奥田知志×永井玲衣
「わたしたちの社会はさみしいのか?」
『わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた』(西日本新聞社)刊行記念 - 08/03 Sun 今野晴貴×内田良 「残業代、請求できます!部活、なくなります!激変する学校教育の今」『教育現場における「定額働かせ放題」の終焉』(堀之内出版)刊行記念
- 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/06 Wed 金子玲介×長井短
「同時代を生きる、書き手たち」
『流星と吐き気』(講談社)刊行記念 - 08/07 Thu 旦木瑞穂×古田雄介
「親の介護 する? しない?」
『しなくていい介護』(朝日新聞出版)刊行記念 - 08/09 Sat 桜林直子×植本一子
「少しだけ、違う視点を手に入れる」
『つまり“生きづらい”ってなんなのさ?』(光文社)
『ここは安心安全な場所』W刊行記念 - 08/10 Sun 高田漣×いとうせいこう
「サンプリングする小説、オルタナティブな文学」
『街の彼方の空遠く』(河出書房新社)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/18 Mon 青山美智子×新井見枝香
「スイート&ビター。だから人生は美味」
『チョコレート・ピース』(マガジンハウス)刊行記念 - 08/30 Sat コナリミサト×武田真治
「スナックバブル in B&B」
『凪のお暇』(秋田書店)完結・12巻刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念