
三島由紀夫『真夏の死』、宮沢賢治『夜鷹の星』などの翻訳書や、セルビアで初めて刊行された日本語教科書『漢字』の著者として知られるセルビア人日本語・日本文学研究者、ディヴナ・トリチコヴィッチさんが、このたび来日します。
そこでB&Bでは、ディヴナ・トリチコヴィッチさん、さらにトリチコヴィッチさんと縁の深い、詩と批評の雑誌『ミて』に関わる詩人や研究者をお迎えする会を開催します。
藤井貞和さん、ぱくきょんみさん、前田君江さん、樋口良澄さん、新井高子さん、そしてディヴナ・トリチコヴィッチさんの6名による朗読や詩のレクチャア、そしてお客さまとの意見交換など、「詩と社会」を考えるうえで、国際感覚あふれる2時間となることでしょう。
ふるってご参加ください!
※ ご出演者の略歴は下記をご参照ください。
1)ディヴナ・トリチコヴィッチ
1977年生まれ。セルビア在住。日本語・日本文学研究者。翻訳家。ベオグラード大学日本語学科助教。訳書に、三島由紀夫『真夏の死』、宮沢賢治『夜鷹の星』など。近著は、セルビアで初めて刊行された日本語教科書『漢字』。
ユーゴ紛争後、経済封鎖された首都から、日本語で「ベオグラードからのレポート」を執筆。
2)藤井貞和
1942年生まれ。詩人。古代文学、物語論、言語態研究者。東京大学名誉教授。詩集に『神の子犬』『春楡の木』、研究書に『源氏物語論』など多数。近著は、震災と原発問題に取り組んだ『水素よ、炉心露出の詩: 三月十一日のために』。
3)ぱくきょんみ
1956年生まれ。詩人。翻訳家。近畿大学四谷アート・ステュディウム、和光大学講師。詩集に『そのコ』『ねこがねこ子をくわえてやってくる』等。エッセイ集に『いつも鳥が飛んでいる』。新詩集として『何処何様如何草紙』。
4)前田君江
1972年生まれ。東京大学非常勤講師。ペルシア語翻訳者・校閲者。中東絵本ウォッチャー。訳詩集に『現代イラン詩集』(共訳)。イラン初のノーベル文学賞候補詩人、アフマド・シャームルーを翻訳中。
5)樋口良澄
1955年生まれ。編集者。単行本のほか、雑誌『現代詩手帖』『文藝』などの編集に従事。文学・演劇の批評家。著書として『木浦通信』(共著)、『唐十郎論』。戦後の詩と社会を問うため鮎川信夫論を執筆中。
6)新井高子
1966年生まれ。詩人。詩と批評の雑誌『ミて』編集人。埼玉大学日本語教育センター准教授。詩集に『タマシイ・ダンス』、英訳詩集に『Soul Dance』(ジェフリー・アングルス訳)等。新詩集は『ベットと織機』。
2014/02/09 Sun -
ディヴナ・トリチコヴィッチ×藤井貞和×ぱくきょんみ×前田君江×樋口良澄×新井高子「ミて、社会のことば、ひびワレテ」
- 10/25 Sat 鄭執×関根謙
「物語は変容する~中国東北マジックリアリズムの世界と青春文学」
『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』(アストラハウス)第11回日本翻訳大賞受賞記念 - 10/26 Sun 加藤泉×牧信太郎
「加藤泉の制作と生活ーー特集後記的雑談」
『美術手帖 2025年10号・特集「加藤泉」』(美術出版社)刊行記念 - 10/27 Mon 花田優一×小林邦宏×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 10/29 Wed 高橋國光×マンスーン×吉田棒一
「平成インターネットと令和文学」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)重版記念 - 10/30 Thu 志良堂正史×古田雄介
「小さな歴史を書くこと、読むこと」
『他人の手帳は「密」の味: 禁断の読書論』(小学館)刊行記念 - 10/31 Fri 宮部浩幸×加藤耕一
「リレーとしての建築を語る」
『リレーとしての建築 リノベーションの実践と思想』(学芸出版社)刊行記念 - 11/01 Sat 齋藤陽道×春日晴樹×天沼陽子×橋本一郎
「石神井ろう学校のハルとはるが語る、ろう者の世界。」
『つながりのことば学』(NHK出版)
『はるの空と風』(ジアース教育新社)W刊行記念 - 11/03 Mon 竹端寛×ジェーン・スー
「ケアするってどういうこと?」
『福祉は誰のため?』(筑摩書房)
『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)W刊行記念 - 11/04 Tue 田中輝美×木下斉×日野昌暢
「"地方創生"を問い直す! 関係人口と稼ぐまちの理論家が語る、持続可能な地域モデルとは」
『関係人口の時代』(中央公論新社)刊行記念 - 11/05 Wed 鳥羽和久×ジェーン・スー
「自分と他人の境界線、 そのあいまいさをどう扱う?」
『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)W刊行記念 - 11/06 Thu 唐仁原多里×柳智之×浅妻健司×千海博美×鈴木成一
「良い装画ってなんだろう?」
40周年記念展示『鈴木成一書店』開店記念 - 11/07 Fri 俵万智×小川公代×スケザネ
「言葉が救いになるとき」
『ゆっくり歩く』(医学書院)刊行記念 - 11/08 Sat ライセンス藤原一裕×フルーツポンチ村上健志×赤嶺総理×辻(ニッポンの社長)×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第17回公開収録 - 11/09 Sun ミラッキ×燃え殻
「ラジオと音楽ばかり聴いてきた」
『90年代J-POP なぜあの名曲は「2位」だったのか』(ホーム社)
『これはいつかのあなたとわたし』(新潮社)W刊行記念 - 11/10 Mon 中前結花×古賀史健
「書き手は“休まず、毎日書き続ける”しかないのか?」
『ミシンは触らないの』(hayaoki books)刊行記念 - 11/12 Wed 【参加無料】向坂くじら×吉田真一
「“セルフケア”は矛盾がはらんでいる?」
(『“わたしの暮らし”をノックすることば展 by マガジンハウス』関連企画) - 11/13 Thu 古谷敏×やくみつる
「“ウルトラマンになった男” 60年目の胸の内」
『60年目のスペシウム光線』(小学館)刊行記念 - 11/15 Sat 細馬宏通×ヤマダトモコ×宮本大人
「マンガはうたう 声にむずむずする身体」
『マンガはうたう』(青土社)刊行記念 - 11/16 Sun 尹雄大×安達茉莉子
「聞いて欲しいし、聞かせて欲しい。」
『「要するに」って言わないで』(亜紀書房)
『とりあえず話そう、お悩み相談の森』(エムディエヌコーポレーション)W刊行記念 - 11/17 Mon 絶対に終電を逃さない女×中井治郎
「体力が欲しい! ~虚弱側から見た世界」
『虚弱に生きる』(扶桑社)刊行記念 - 11/18 Tue 栗原康×角幡唯介
「探検としてのアナキズム」
『アナキズムQ&A』(筑摩書房)『43歳頂点論』(新潮社)W刊行記念 - 11/19 Wed 中村佑子×小林エリカ
ケアリングノーベンバー特別対談
「今の世界でケアを考えるってどういうこと?」 - 11/20 Thu 内藤正典×金井真紀
ケアリングノーベンバー特別対談
「移民と難民ーーあなたとわたしの境とケアのはなし」
(内藤正典 著『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門』刊行記念) - 11/21 Fri 祖父江慎×水戸部功×名久井直子×鈴木成一
「良い装丁ってなんだろう?」
40周年記念展示『鈴木成一書店』開店記念 - 11/22 Sat 高橋久美子×アフロ
「音と言葉の響き合うところ」
『いい音がする文章』(ダイヤモンド社)
『東京失格』(実業之日本社)W刊行記念 - 11/23 Sun ジェーン・スー×瀬戸麻実
「思ってたのとちがうけれど、これはこれで楽しい」
『ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど』(光文社)刊行記念 - 11/24 Mon 鞍田崇×熊井晃史
「『見守る側の創造性』を育む練習場としての公園や広場について」 - 11/30 Sun ひろたあきら×みきちゃん(ぽるぽるふぁみりー)
「絵本つくっちゃった!」
『おとしちゃったぞう』(303BOOKS)刊行記念 - 12/01 Mon 島本理生×鈴木涼美×原カントくん
「恋愛で全てを捨てられない私たちVol.2」 - 12/20 Sat 第94回「読んでいいとも!ガイブンの輪
年末特別企画
オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球 vol.14